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僕にとって「文章」とは?

こんばんは、くろっきーです。

今回も、「自分の現状を知る」という意味で、「自分のための文章」を書いていくことになると思います。

僕はどういうわけか、「自分のための文章」ならば、それほど苦労せずに書くことができています。

書き手として、非常に書きやすいのです。

しかし、「他人のための文章」となると、そう簡単にはいきません。

実は、今日に至るまでの1週間の間に、合計3記事の「他人のための文章」に着手していました。

しかし、どれをとっても、それなりの文章量になるまで3時間以上かかってしまいました。

文章を書くプロセスに「なかなか筆が進まない感覚」があり、とてももどかしいのです。

(そして、結果的に満足のいかない文章になり、お蔵入りになります)

「物事がスムーズに滞りなく進む感覚」を“善”としている僕にとっては、「筆が進まない感覚」は全力で避けたい現象です。

この「物事がスムーズに滞りなく進む感覚」を文章を書くことに置き換えると、「書き手として書きやすい」になります。

この《「書き手として書きやすい」を保ちつつ、「他人に役立つ文章」を書けるようになる》ことが、僕にとってベストな文章術ということになります。

では、この理想の文章に至るためにはどうすれば良いのかを

この記事で僕なりに考えてみたいと思います。

基本となる文章の「型」を知る

まずはベーシックな戦略として「完成された方法論を活用する」ことが、スムーズに文章を書く一助になってくれそうです。

「この型に沿って書けば、効果的に自分の言いたいことを相手に伝えられるんだ!」

この確信が、「物事がスムーズに進んでいる感」をもたらしてくれると考えます。

TOEIC学習の時も同じでしたが、何をするにしてもまずは基礎を固めることが先決だと思います。

TOEICでは「単語・文法・発音」が基礎であると特定できていたので、それにフォーカスして固めていくことで990点にまで点数を引き上げることができました。

一方で、「文章」については、何が基礎なのか特定できていません。

なので、「これこそが文章を書く上での基礎だ!」と特定できるまでは、「型」を用いた文章で着手のハードルを下げつつ、文章を書くことに着手する頻度を増やしていくのが先決でしょう。

実際に「文章を書くこと」と一緒に、「文章を書く上での基礎」を同時に集めていくことが、挫折しにくく進めやすいやり方のように感じています。

現状、僕が「これはいいな」と感じている「型」は3つです。

・Story

・4MAT

・数学文章作法

一つずつ紹介します。

Story

Storyとは、「物語」のことです。

これは「型」というより、「物語」を書くことの効能を紹介することになります。

これまで僕が観察してきた文章で「この文章読みやすいな〜!」と感じられる文章の共通点として、「Storyから始めている」が挙げられます。

実は、この文章も最初はStoryを意識して書いています。

「この1週間僕がやっていたこと」

「それをやってみて僕が感じたこと」

たったこれだけですが、いきなり

「僕にとって理想の文章とは《「書き手として書きやすい」を保ちつつ、「他人に役立つ文章」》です。その理由は〜」

のように、結論から書いて理詰めで進めていくよりかは読みやすく感じると思います。

僕が認識している限り、Storyには3つのメリットがあります。

・自分が感じたままに書けば良いので、書き手として書きやすい

・感情の揺らぎが見えるので、読み手がスムーズに読み進めることができる

・その後の展開に必要な「前提」を共有することができる

3つ目のメリットについて補足します。

この記事の文章で言えば、冒頭部分のStoryを読むことで「くろっきーが文章を書いていくことに悩んでいる」という前提が読み手に伝わるということです。

この前提を共有した上で、その後に解決策を書くことができれば、同じく「文章を書くことに悩んでいる人」にとって役立つ文章になっていきます。

このように、「書き手にとっても書きやすく、読み手の理解を促進する」というドンピシャなメリットがあるので、僕は文章の書き始めにはStoryを入れるようにしています。

しかし、Story部分が終わってから、書き手として大きな疑問が立ちはだかります。

「何をどういう順番で書けば最もスムーズに伝わるんだ?」

この疑問に答えを示してくれるのが「4MAT」です。

4MAT

「4MAT」は、「フォーマット」と読みます。

4MATは、世界規模で使用されているプレゼンテーションの「型」であり、「人間はどのようなことに関心を持つのか」に基づいて体系化された理論です。

以下、簡単に解説します。

まず、人間は「何に関心を持つか」で4つのタイプに分けることができます。

・Whyタイプ:なぜ自分がそれを知る必要があるのか、知るとどんなベネフィットがあるのか

・Whatタイプ:事実、数値、データ、背景、歴史、裏付けなど

・Howタイプ:実際にやるにはどうすればいいのか、具体的にどうやれば良いのか

・What Ifタイプ:実際にやってみたらどうなるのか、やるとどんな感じなのか

この理論によると人間は4タイプしかいないのですから、この4つの情報を全て入れて文章を書くことで、必ず「めっちゃ役立つ!」と感じられる文章に仕上げることができるというわけです。

次に、この理論は人間の学習過程も考慮されて作成されているので、

Why→What→How→What If

この順番を守って書くことで、自然と情報が頭に入ってくるような文章になってくれます。

要するに、上記の順番で4つの要素を網羅した文章を書ければ、読み手に効果的に情報を伝えることができるということです。

これまた「書き手にとっても書きやすく、読み手の理解を促進する」という素晴らしい理論なので個人的にお気に入りの理論です。

より詳しい説明は、公式ホームページにて!

4MATの公式ホームページ(全文英語)(http://www.4mat.eu/frontpage.aspx)

しかし、どんなにこの理論に沿って書いたとしても、文章が長くて何が言いたいかわからなかったり、表記的に読みにくく書いてしまったら、読むのが大変になってしまいます。

一体どんなことを守って文章を書けば「読みやすい」と言えるのか・・・。

そんな懸念に答えを示してくれるのが「数学文章作法」という本です。

数学文章作法

「数学文章作法」では、「正確で読みやすい文章とは何か?」ということを、「読者のことを考える」という原則を軸にして、徹底的に解説してくれる本です。

タイトルに「数学」と付いていますが、題材に数学が使われているだけで、肝心の内容を理解する上ではなんの支障もありません。

(著者も数学家ではなく、趣味として数学をやっている方です)

詳しくは本書に譲りますが、まだほとんど文章を書いたことがない人にとっては、日頃から文章を書いている人たちの「常識」や「ルール」を理解することができます。

僕もこの本を何度も読み返して日々勉強中です。

ちなみに、この本には「推敲編」もあり、こちらでは書き上げた文章をブラッシュアップしていく方法論が語られています。

文章を書くことに慣れてきたら、こちらの内容も取り入れていきたいですね。

「たった1つの伝えたいこと」を見つけることが一番重要

さて、これまで「Story」「4MAT」「数学文章作法」というの3つの便利な「型」を紹介してきました。

これらを取り入れることで「書き手にとっても書きやすく、読み手の理解を促進する」文章を書けるようになりそうです。

しかし、このままでは肝心の要素が1つ抜けています。

それが、書き手の「伝えたいこと」です。

「Story」も「4MAT」も「数学文章作法」も、全て書き手に「伝えたいこと」があることが大前提として成り立っている「型」です。

書き手が「伝えたいこと」が理解できていないのに、いくら丁寧に文章を書いても読み手に伝わるわけがありません。

この1週間、なぜ文章をうまく書けなかったのかを自分なりに分析したら、「伝えたいことがわかっていない」からだという結論になりました。

なので、「自分の文章術に対する現状を確認する」ことと同時に、「伝えたいことを1つ定めるのが大事なんだよ」という自戒の意味も込めて、この記事を書いています笑

僕と同じ境遇になって迷走しないためにも、これから文章を書いていく方々には、

「伝えたいことを1つ定める」

これだけは徹底して文章を書いて頂きたいと思っています。

あとは数をこなして型に慣れるだけ

これまでの流れをまとめます。

《「書き手として書きやすい」を保ちつつ、「他人に役立つ文章」を書けるようになる》ためには、

・「たった一つの伝えたいこと」を見つける

・「Story」で書き始める

・「4MAT」に沿って伝えたいことを書き進めていく

・「数学文章作法」の内容を守って読みやすい文章を書く

この4点を守ることが必要なのでした。

これが今の「僕の文章術」のすべてです。

この記事で、僕は「自分の現状」を確認できたことになります。

(自分のための文章)

それと同時に、もしかしたら「文章を書くことに悩んでいる人」に役立っているかもしれません。

(他人に役立つ文章)

「自分のための文章」かつ「他人に役立つ文章」。そんな文章を“毎日”書けるようになるためにも、今後は徐々に頻度を増やして数をこなしていきたいと思います。

これからも頑張ります!

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