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自分のポテンシャルに気づいた瞬間に起こったこと

「あ、僕ってやればできるんだ」
そう心から思えた出来事があります。

高校生になって、はじめての試験において、学年300人中13位になることができたのです。

13位というのはなんともビミョウな順位なのですが、当時の僕にとっては大事件でした。
中学生の頃までは、成績が飛び抜けてよかったわけではなく、ごく平凡で、中の中くらいだったと思います。
成績表も5段階中3の教科が多く、ところどころ4があったり、2があったりだった記憶があります。

もとから勉強は得意だとは思ってもいなかったので、今まで取ったことのない好成績に、心から喜ぶことができました。

この嬉しさをもう一度味わうために、僕はその日から、「成績で学年1位になってやろう」と本心から決意しました。
この「決意」こそが、僕の高校生活を大きく変えることになったのです。

毎日、テストの点数を取ることを最優先に考え、授業の受け方や
テスト勉強をどう進めるのが効率が良く、確実に点数に結びつくのかを考えるようになりました。

そこで考えた戦略を実行し続け、結果的に、高校2年のはじめの試験から卒業まで、学年トップであり続けることができました。

今でも、高校生の頃に考えた(結果的に実行していた)学習戦略は、新しいことを勉強したり、目標達成を目指したり、一つの分野を極める上で非常に役立っています。
(これは後々シェアできたらと思っております)

この記事では、「決意」の概念や目標達成における立ち位置、重要性を、持ち帰って頂ければ幸いです。

「決意」は”ステータス値”である

まず、「決意」について押さえてほしい概念が3つあります。

  1. 「決意」が先で、目標や戦略は二の次
  2. 「決意」は徐々に貯めることができるステータス値である
  3. 「決意」のステータス値が高い時に消費したほうが、その決意は長持ちする

順番に説明していきます。

1.「決意」が先で、目標や戦略は二の次

 まず理解していただきたいのは、目標や戦略を考え始める前に、決意を固めた方が良いということです。
というのも、決意をそこまで固めないで行なったことは、モチベーションが保たれにくく、挫折に繋がる可能性が跳ね上がるからです。

自分に言い聞かせるつもりで、僕がやってしまった失敗パターン(途中で挫折するパターン)を紹介します。
つまり、「まともに決意を固めずに見切り発車で始めてしまう」という事例ですね。

  • あとで読むかもしれないという感覚で中古本を何冊も買ってしまう
  • 僕もこんな風にかけるようになりたいな~という感覚で絵の勉強を始める
  • これで腹筋を鍛えたらかっこよくなる!と思って腹筋ローラーを買ってしまう

これらは、続いても3日でした。3日坊主とはよく言ったものです。

この経験から学べるのは、
大して決意を固めずに始めてしまったものは、結局挫折してしまうのだから、
途中で諦めないためにも、もっと決意を固めることに時間を割いたほうが良い、ということです。

経験則ではありますが、今まで決意を強固に固めてから取り組んだものは、最後までやり切り、目標を達成することができています。
その意味で、決意を固める努力をすることのインパクトは想像以上のものなのだと感じるのです。

2.「決意」は徐々に貯めることができるステータス値である

次に、「決意」とは、あくまでもステータス値であるということを理解しましょう。
ステータス値というのは、RPGゲームで言う能力値のことで、「攻撃力」や「素早さ」などの能力値が数値化されたものを言います。

ステータス値ということは、意図的にその値を増やすことができるということです。

残念ながら、現実世界ではRPGゲームのように具体的な数値にして客観的に評価することはできませんが、
まるで、コップに水が注がれていくように、少しずつステータス値を上げていく(決意を固めていく)ことが可能なのです。

例えば、なにか大切な決断を迫られた時に、「少し、考えさせてください・・・。」という発言を耳にすることが多いですよね。
この発言の意図としては、
その場では決意のステータス値が足らず(決意が固まっておらず)、一歩を踏み出すことができないので、ステータス値を上げる(決意を固める)猶予がほしい、ということです。

この決意のステータス値が充分でない時に1歩を踏み出すことを、僕は見切り発車と呼んでいます。

時に見切り発車が重要な場面も存在しますが、目標達成の世界においては、
このステータス値は、十分貯まった状態で消費されることが望ましいのです。

3.「決意」のステータス値が高い時に消費したほうが、その決意は長持ちする

この決意のステータス値は、全て消費することで、決意の強固さを決定します。

ししおどしで例えるならば、ししおどし内に入っていた水の量が多いほど、決意が固いことを示します。
ドラクエに詳しい方がいるのであれば、「マダンテ」をイメージして頂ければわかりやすいでしょうか。
(一応解説すると、「マダンテ」とは、Magic Point(MP)を全て消費して、その消費した値に応じて攻撃力が上がっていく技です)

より強固な決意は、より緩みにくいです。

つまり、努力し始めた後に、途中で別のことにハマりだしたり、フォーカスがずれる可能性が低くなります。
それにより、目標達成されるまでモチベーションが続き、やり切れる可能性が大幅にあがるのです。

目標達成においては、フォーカスをずらさないことはなによりも重要なので、決意を強固に固めることの重要性が理解して頂けましたでしょうか。

では、具体的に、どのような行動をとると「決意のステータス値が貯まっていく」(決意が固まっていく)のでしょうか?
次は、その方法をシェアしようと思います。

決意する自信がなかったら、とりあえずメリットを集めていこう

 僕の場合は、学年300人中13位になったことがトリガーとなり、この嬉しさをもう一度味わうために、「成績で学年1位になってやろう」と強く決意しました。
この決意までのプロセスをステータス値の概念に当てはめると、

13位になる→強烈な嬉しさを再現したいという想いを抱く→決意のステータス値が大幅に引き上げる→「強固な決意」になった状態で消費された

という流れになります。

つまり、決意のステータス値を引き上げるのに何が大切かというと、
「(これから取り組もうとしていることに取り組んだ時の)自分にとってのメリットを実感する」
ということです。

自分にとってのメリットは、僕のようにたまたま良い点数をよってそれに感動する、というフェイズを踏まななくても実感することができます。

やるのはネットサーフィンでも十分ですし、ノートに自分が感じているメリットを書き出して見える化するだけでも効果的です。

例えば、あなたが英語をできるようになりたいけど、始めようか迷っているとしましょう。
つまり、これは決意のステータス値がまだまだ足りていない状況です。
こういうときには、とりあえず、「あなた自身にとってのメリット」探しをすることをオススメします。

英語ができる友人に「英語を勉強しててよかったと感じたエピソードはある?」と質問したり、
英語を現在進行形で勉強している人のブログを探して、何を目的に勉強しているのか、を集めたり、
はたまた、英語を学ぶ過程で何を得られるかをひたすらノートに思いつく限りを書き出してみたり。

その中に「これだ!」と強烈に思えるものが1つ見つかったときに、決意のステータス値は上昇します。

実は、「自分にとってのメリットを実感する」ということは、「自分なりの目的を持つ」ということでもあります。
これが明確になると本当に強いです。英語を勉強することに限らず、幅広い分野でその目的をもってモチベーション高く取り組むことができるようになるのです。

その強烈なメリットや目的は未来の自分に伝承されていきます。

今の自分があるのは、過去の「決意」の集大成

改めて、自分の高校生活を振り返ってみると、「最小の努力で、最大の結果を得ること」に全力を尽くしていたように思えます。
つまり、嬉しさという感情を得るために、「最もラクに学年1位になるにはどうすればよいのか」を常に考え続けていたということです。

そして、「学年1位になろう」という決意をして手にした物事の考え方や、
目標達成のノウハウは約10年経った今でも所々で使えるスキルとして身についているのです。

「今の自分があるのは、過去の決意の集大成」、まさにそう表現したくなります。

これはつまり、日々の決意は未来の自分を作っていく、ということではないでしょうか?

あなたなりの理想の未来を作るためにも、「固い決意」を1つ1つ積み上げて参りましょう。

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