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こんばんは、くろっきーです。

 

認知科学勉強16日目となります。

今日は、自分の中でもやや曖昧だった「知覚」について見ていこうと思います。


注意→記号→知覚→記憶心像→知覚心像
と進む過程の中間に位置する「知覚」ですが、何を知覚しているかというと、「違い」や「境界」を知覚しています。

例えば、目の前にマッチ棒が一本あるとします。

僕たちはなぜ、目の前の物体をマッチ棒であると知覚できているのでしょうか?

まず、このマッチ棒を「マッチ棒である」と認識するためには、「マッチ棒という物体」と「背景に映っている空間」は別物であると”区別”する必要があります。

つまり、マッチ棒を形成している部分と、その他の部分は「別物である」と認識できている必要があります。

次に、僕の貼った画像の左下の「マッチ棒のようなもの」を見ていただきたいのですが、このような絵であっても辛うじてマッチ棒であるとわかります。

そして、僕たちはどのような角度で見たとしても、マッチ棒であると認識ができます。

これは、脳が、常に目の前の物体を区別して捉え、脳内で過去の記憶心像と照合し、同定できているからなのです。

区別→同定という流れがあります。

そのうち、”区別”することが「知覚」の本質となります。

この流れは、通常無意識下で自動に行われますが、同定が難しい場合はどうしても意識に現れます。

例えば、マッチ棒を真上から見た場合、赤い円の中に黄色の正方形がある図が現れます。

この図を見たことない人は、「なんだこれ?」と必死に過去の記憶心像との照合を行ないますが、うまく同定できません。
これが「わからない」状態です。

そして、苦労の結果「これマッチなのか!」とわかった瞬間に、この図は脳内の「マッチ棒系ネットワーク」に保管されます。

「マッチ棒系ネットワーク」とは、マッチ棒をあらゆる角度から見た記憶の集合体のことです。
(今、僕が勝手に名付けました)

このように、人は共通となるものは、ひとまとめにして記憶する傾向があります。

このようにまとめておくことで、あとでマッチ棒を知覚した時に、これまで蓄積してきた記憶心像を呼び出しやすくなります。

ここら辺の話は英単語の暗記をする時にも役立ちそうですね。

また明日も報告します。

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