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こんばんは、くろっきーです。

 

昨日は、1日に100個覚えていくために、脳にある「海馬」の性質を利用していくべきで、それには「反復」が有効であることを説明しました。
(繰り返し入ってくる情報(=反復したもの)を海馬は「重要なことなんだ」と判断して長期記憶に移動させてくれます)

繰り返すことで、次第に覚えるのが楽になっていくデータを示した実験があります。

それが「エビングハウスの忘却曲線」と呼ばれるものです。

「忘却曲線」と名前がついてしまっていることから、多くの方に誤解が広まっているようですが、
実は、忘却曲線のグラフは「どれだけ人は忘れていくのか」を示すグラフではありません。

画像は、ほかの方が作成したものを拝借しました。

誤解されているのは、画像中の”縦軸”です。

忘却曲線のグラフの縦軸を「記憶している割合」と思い込んで解釈してしまいがちですが、正しくは「節約率」が縦軸に取られています。

例えば、100個の単語を覚えるときに、1回目に「100分」かかったとします。

そして、1日後に、もう一度同じ100個を覚え直したときに、かかった時間は「67分」でした。

1回目に覚えたときにかかった時間と、1日後に覚え直したときにかかった時間を比較すると、33分削減されたことになります。

この「1回目と比べて、どれだけの時間が節約されたのか?」の割合を取ったものが「節約率」なのです。

この「節約率」という定義で縦軸を設定するとなると、「どれだけ人は忘れていくのか」の情報は一切読み取れないことになります。

エビングハウスさんが示せたのは、「繰り返す中で、どれだけ覚え直すまでの時間が節約できるのか?」という、具体的作業にかかる時間が徐々に短くなっていくという事実だけなのです。

では、どれだけ繰り返していく中で覚え直すまでの時間が節約されていくのかというと、1日後に覚え直すことで33%の節約です。
つまり、1回目に覚えた24時間後に覚え直すのは、1回目にかかった時間の1.33倍ということになります。

以後も連続で24時間後に覚え直す作業をしていくと、

1回目:1倍
2回目:1.33倍
3回目:1.77倍
4回目:2.35倍
5回目:3.13倍
のように覚え直すまでの時間が1.33倍ずつ増えていきます。

ですが、具体的な数値はあまり気にせず、「何度も繰り返すごとにどんどん復習が楽になっていくんだな」と解釈しておけば充分だと思います

大切なのは、【「反復する」という行動を実際取れるか】です。

僕も小さな隙間時間を見つけて、都度単語を覚え直していこうと思います。

明日は復習のタイミングについて書こうと思います。

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