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言葉の定義を知るだけで目標達成力が上がる!?

あなたは、「目的」と「目標」の、定義の違いを説明できますでしょうか?
説明できなくても、心配しなくて大丈夫です。この記事でしっかり学んでいきましょう。

「目標を立てるのは大事ということは知っているけど、やり方がよくわからなくて…」という悩みは尽きません。
その悩み、もしかしたら「目的」と「目標」の定義をしっかり学ぶだけで、解消できるかもしれません。

人間は、よくわからないことはなかなかスムーズできないものです。

 例えば、初めて行くお店に入るときには身体が少し緊張します。
また、初めて包丁を扱うときにゆっくりの動作になります。

これは、「この先なにが起こるのかよくわからない」という微弱な恐怖があるからです。

「よくわからない」という得体の知れない恐怖感は、「知る」ことで安心感に変わります。

 何度も同じお店に通うことで、内装がどうなっているのか、店員がどういった対応をしてくれるのかを知るので、予想が立つようになります。
また、包丁も、物の押さえ方や刃を入れる角度や力加減がわかってくると、素早く切っていくことが可能になります。

現時点でできないのならば、新しく知れば良いのです。

 あなたが目標設定がうまくできないのも、もしかしたら「目標」や「目的」といった言葉を、よく知らずに使っているだけなのかもしれません。
これらの言葉を正確に知ることで、目標設定が少しでもラクになるはずです。

言葉の定義を知ろう!

さっそく、「目的」と「目標」について、それぞれ辞書を引いていきましょう。

【目的】

実現しようとしてめざす事柄。行動のねらい。めあて。

(出典:デジタル大辞泉)

【目標】

そこに行き着くように、またそこから外れないように目印とするもの。

(出典:デジタル大辞泉)

どうでしょうか?
これらの言葉の位置関係がなんとなくでもわかりますか?

よりわかりやすくするために、解説を入れていきますね。

「目的」について

「実現”しよう”とめざす事柄」とあります。
「〜しよう」という表現は、英語に直すとI want to doになりますね。

I want to doと発言する背景に、「嫌だ」、「やりたくない」というマイナス感情を伴うことはあり得ませんよね?
I want to doと発言したあなたは、doすることについて、未来に何かしら期待しているものを持っていることになります。

すなわち、あなたが心の底から「〜したい!」「〜が欲しい!」「〜すると楽しい!ワクワクする!」「〜すると嬉しい気持ちになる!」などといった、
「これのために頑張れる!」というエネルギーをもらえるのが「目的」なのです。

目的を設定・達成することで、プラスの感情になれる未来が見えることがポイントです。

「目標」について

「そこに行き着くように、またそこから外れないように”目印”とするもの」とあります。
「目印」という言葉がありますね。

マラソンでいう、ゴールテープを思い浮かべて頂くとわかりやすいです。
(ちなみに、「目標」は英語でGoalと表記するので、「ゴール」=「目標」と捉えてOKです)

マラソンにおいて、「ゴールした」と言えるのは、ゴールテープを切った瞬間です。
逆に、その瞬間に達するまでは「ゴールした」とは言えません。

マラソン選手は、”地元の人たちへの感謝を示すため”や”自分の限界に挑戦するため”などの、
それぞれの「目的」を果たすために、そのゴールテープを目指して走り続けます。

1位でゴールテープを切ることで、その目的が同時に果たされるのです。

すなわち、「目標」とは、目的を達成するための最終的な目印なのです。

そのため、目標を設定するときには、とある基準を満たすことで目的を達成したことになるように目標を設定するのがポイントとなります。


以上が、「目的」と「目標」の違いです。
いがいと意味をゴチャ混ぜにして使っている人が多いです!

目標達成力にも影響が出るので、この機会に直しておきましょう!

+α知識:「マイルストーン」について

せっかく「目的」と「目標」の話をしたので、「マイルストーン」という言葉についても学んでおきましょう。
マイルストーンってなかなか聞き慣れない言葉ですね?辞書を引いてみましょう。

【マイルストーン《milestone》】

里程標。

出典:デジタル大辞泉

「里程標」と出てきましたが、イマイチ意味がよくわかりませんね。里程標で辞書を引いてみましょう。

【里程標】

転じて、物事の推移・発展の一過程を示すしるし。

出典:デジタル大辞泉

「一過程を示すしるし」という言葉がありますね。目標と同じく“目印”を表していることがわかります。
加えて、一過程を示すということは、物事の途中のプロセスを示していることになります。

すなわち、「目標」が最終的な目印ならば、「マイルストーン」は目標までの途中の目安や通過点としての目印を表します。

同じくマラソンで例えると、以下の文章は「ゴールテープを1位で切る」という目標へと繋がる通過点としての目印になっています。

  • 1位でゴールするために、本番までに、この区間は40分以内で通過できるようになっている
  • 1位でゴールするために、本番までに、最も効率の良い走行フォームを見つけている
  • 1位でゴールするために、本番までに、規則正しい生活を送り、健康な身体を保っている

目標を立てる際には、自分が目標に到達できたか確認するために、「〜している」のように「状態」を表すように表記するのがポイントです。

「目的」、「目標」、「マイルストーン」の3つの定義の位置関係を図で表すと、以下のようになります。

数多くのマイルストーン→目標→目的→目的からあなたが喜ぶプラスの感情を得る
この位置関係を守るように目的や目標を設定することで、立てた目的や目標に納得感が増し、それを達成するための行動が移しやすくなるのです。

目的=目標×Why?

一般に、人々が掲げる「目標」は最終的なゴールテープのことを指しています。

  • ダイエットで50kg台をめざす!
  • 東京大学に合格する!
  • TOEIC900点を取る!

目的を考える上で重要なのは、あなたが掲げている目標に「どのような意味づけをしているか」です。
つまり、目標を掲げる「理由」が目的を作っているのです。

例えば、ダイエットをする理由は人それぞれです。

  • ダイエットして、1サイズ小さい服を着れるようになる
  • ダイエットして、異性からちやほやされるようになる
  • ダイエットして、健康的な身体を手に入れる

ダイエットという行為に、どのような魅力を見出しているのかによって、意味づけは変わっていきます。

あなたが今掲げている目標はなんでしょう?
そして、あなたはその目標に対してどのような意味づけをしていますか?

あなたなりの意味づけを見つける方法は意外と簡単です。
仲の良い友人に、今あなたが取り組んでいることを告げ、こう言ってもらうのです。

「なんで、そんなことしてるの?」

 人は質問をされると、その答えを探したくなる性質があります。
自分から自分に質問するよりも、他人から質問される方が、かなり深いところまで脳が自動的に答えを探しにいってくれます。
自然と浮き上がってきた「理由」を話し、それが自分にとって納得感ある理由だったとき、それがあなたの「目的」ということになります。

一番大切なのは「目的」

目標達成の世界には、「夢」や「ビジョン」、「行動計画」、「モチベーション」など、
定義が曖昧なまま理解されているワードが複数存在しています。

今回は、数多くある定義の中で、最も重要な3つある「目的」、「目標」、「マイルストーン」をピックアップしました。
そして、僕がこの3つの中で一番理解してほしいのは「目的」です。

僕はこのブログを通して、目標の達成の仕方を教えることができますが、
あなたが本当はどのような「目的」を達成したいのかまでは、教えることができません。

なぜならば、あなたがゴールに対してどのような意味づけをしているかは、僕からはわからないからです。

僕があなたの目的を提示してしまうと、その時点で僕があなたの人生をコントロールすることになってしまいます。
ぜひ、あなたの心が喜ぶ「目的」をじっくりと時間をかけて見つけてください。
(とりわけ強烈なのが必ず1つあります)

それが見つかったとき、自然と今まで見えなかった「目標」も自動的に見えていきます。
同時に、「マイルストーン」を達成することが心から楽しめるようになります。

なぜならば、全ての「マイルストーン」があなたの「目的」につながっている感覚を得られるからです。

この感覚こそ、一種の「幸せ」だなと僕は思うのです。

最後までお読み頂きまして、誠にありがとうございました!

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