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目標達成を阻む2つの壁を乗り越え、目標達成を加速させよう

  • 2018年3月11日
  • 2018年4月15日
  • 未分類

現代にはびこる目標達成を阻む罠

「よし、今週の土日は何も予定がないから、今度こそ英語の勉強をしよう!」
「来月からは仕事もひと段落するし、今度こそ気合い入れてダイエットするぞ!」

土日に有意義なことをやろうと意気込んでいたものの、
いざ土日になってみると何もやる気が出ない・・・。

大きなプロジェクトがひと段落して時間が空くので、新たな目標を立てたものの、

何もしない日が続きまた何もできなかった・・・。

「やりたいことと十分な時間があったとしても、十分なモチベーション(やる気)を保ち続けられず、挫折してしまう」という経験は、
少なくとも1回はあなたにも経験があるのではないでしょうか。

時間と情熱があってもモチベーションが保てないのは、必ずしもあなたの惰性が原因ではないかもしれません。

現代には「目標達成阻害システム」が陰ながら働いていて、あなたの目標達成をとことん邪魔をしています。

「目標達成阻害システム」とは、あなたが知らず知らずのうちに、
いつの間にか気を散らされ、モチベーションを低下させてしまう厄介な仕組みのことです。

多くの人は、このシステムにうまい具合に流されてしまい、モチベーションが低下し、目標を達成できずに挫折していってしまいます。

まずは目標達成阻害システムがあることを理解して頂き、それに操られないように過ごすことができるようになることが大切です。

あなたがこのシステムに邪魔されない人間となったとき、目標を達成する可能性が一気に上がるのです。

「ドーパミントリガー」と「モラル・ライセンシング」があなたのやる気を奪っている!

では、陰ながらあなたのやる気を奪っていく「目標達成阻害システム」とは、
いったいどのようなシステムなのでしょうか?

このシステムは「ドーパミントリガー」と「モラル・ライセンシング」の2つが稼働しています。
順に説明していきます。

どちらもキーワードは「娯楽」です。
これらのシステムの中心になっているコアパーツが「娯楽」なのです。

あなたは毎日仕事から帰ってきて、どのような娯楽を嗜んでいるでしょうか?

  • 海外ドラマやお笑いのテレビを観る?
  • テレビは観ずにパソコンとにらめっこ?
  • パソコンなんて見向きもせずにゲームをプレイ?
  • それとも、飼い犬や飼い猫と戯れる?
  • はたまた、お酒やタバコなどの嗜好品でストレスを解消しているのでしょうか?
    etc…

上記に挙げたような娯楽には3つの共通した特徴があります。

  1. 容易性:気軽に手を伸ばせばいつでも手をつけることができる
  2. 快楽性:一定の快楽が得られる
  3. 習慣性:1度快楽を覚えると、何度も手をつけたくなってしまう

人間が快楽を予感できたときや体験したときには、脳内で「ドーパミン」と呼ばれる物質が分泌されています。
人間はドーパミンを得ることがとても気持ちが良いので、ドーパミンが得られるような行動を積極的に学習して繰り返してしまう性質があります。

覚醒剤や違法ドラッグなどの薬物を使用した時にも、全く同じの反応によってドーパミンが分泌されるという研究報告があります。

すなわち、覚醒剤ほど強烈ではないものの、娯楽によってドーパミンを得てしまっているのです。

ドーパミンを分泌させる行動や物質のことを「ドーパミントリガー」と呼びます。
一度、ドーパミントリガー依存症となってしまうと、

目標達成のための努力に必要な「時間」が失われます。
予測できる快楽に負けて、まぁ今日は勉強しなくてもいいかと「意志力」が減弱します。
やっと努力をし始めても、頭の中にその娯楽の快楽が思い出されて「集中力」が乱されます。

目標達成のための3大資源である「時間」と「意志力」と「集中力」が大幅に低下してしまうのです。

さらに残念なことに、ドーパミン自体はいくら分泌されても「幸福感」や「満たされている感覚」は得られません・・・。
だからこそ、依存症はつらいんですね。

あなたが目標達成をしていく上で、ドーパミントリガーである「娯楽」が如何に凶悪な存在であるかがお分かりいただけたでしょうか。

ドーパミントリガーには触れられないようにし、その快楽を思い出してしまう機会を無くすのがベストとなります。

さらに気をつけたいのが「モラル・ライセンシング」です。

「モラル・ライセンシング」とは心理学の用語で、
「1度良い行いをすると、自分の好きなように行動したくなる」という現象です。

これを目標達成の世界で表現し直すと、
「今日はこんなに頑張ったんだから、少しくらい遊んでもいいよね?」と思ってしまうということです。

5分でも再び娯楽に触れてしまうものならば、脳内がドーパミンで満たされます。
なかなか抜け出せなかった依存症の沼に逆戻りしてしまうのです。

モラル・ライセンシングは、あなたの行動が「有意義である」という認識を持っていると現れます。
つまり、モラル・ライセンシングを起こさないためには、その行動が「当たり前のことである」という認識に改めさせなくてはなりません。

目標達成阻害システムを乗り越える3つの手段

ドーパミントリガーには、触れられないようにし、その快楽を思い出してしまう機会を無くすのがベスト。
モラル・ライセンシングには、その行動が「当たり前のことである」と思えるようになることがベストであると説明しました。

では、どうやってそのような環境を作っていけばいいのでしょうか?

以下の3つの手段が効果的です。

  1. 娯楽に触れられない環境を作っていく〜手離す、取り出しにくくする〜
  2. 同じ志を持つ友人と一緒に努力する時間を増やす
  3. 今やっている努力に楽しみを見出し「良い依存症」になる

①娯楽に触れられない環境を作っていく〜手離す、取り出しにくくする〜

はじめのうちは娯楽に触れる時間は多くても大丈夫です。
なぜなら、いきなり全てのドーパミントリガーを取り除いてしまうと、禁断症状が出てしまうからです。

何ヶ月もかかって良いので、少しずつ減らしていくのが良いでしょう。
また、一度失敗したら改善の手を加える、というスタイルでも良いでしょう。

触れられない環境を作る上で最強なのが「手離す」ことです。

それはゲーム機本体を売ったり、漫画を全て処分したり、
友人に家の中にあるお酒を全てプレゼントしたり、
SNSのアプリをアンインストールする、などが該当します。

再び戻ろうとしても、多くの手順を踏まなければ戻れないようにしてしまうことが最も有効な手段です。

次に有効なのが「取り出しにくくすること」です。

ゲーム機や漫画を片付けて倉庫の奥にしまっておく、
ついつい足を運んでしまう動画サイトをフィルター機能で閲覧できないようにする、
SNSアプリをスマホのホーム画面に置かないなどが該当します。

ですが、これは「手離す」よりも再び戻ろうとした時の労力が少ないので、再発させてしまう可能性が高い方法です。

勇気を持って一気に「手離す」のがベストなのかもしれません。

②同じ志を持つ友人と一緒に努力する時間を増やす

もし、あなたの進みたい方向と同じ方向に進みたがっている仲間がいるのであれば、
その人と一緒に過ごす時間を意識的に増やしてみましょう。

仲間と一緒に頑張っている状態は、娯楽に対する予期快楽を和らげてくれます。

加えて、お互いに課題を定めて、その「期限」を宣言し合うのも効果的です。
期限を決めると、その期限を守らないと大切な友人からの信頼を失うというリスクから「強制力」が発生します。

後に引けない背水の陣の環境を意図的に作ることで、行動する気力が湧いてきます。
(最も背負うリスクが少なく、なおかつ効果が非常に高い背水の陣なのでオススメです)

③今やっている努力に楽しみを見出し「良い依存症」になる

人間は普段得られる量のドーパミンが得られない場合、別の行動によってそのドーパミンを補おうとする性質があります。

娯楽からドーパミンを一切得ずに、モラル・ライセンシングに打ち勝ち、なおかつ目標達成への努力を続けていくことによって、
努力すること自体がトリガーとなってドーパミンが分泌されるようになってきます。
(これを「欲求の代償効果」と呼びます)

この現象を加速させる方法は、その努力が自分にとってどのようなメリットを持つのかを集めてみることが有効です。

これは、ノートとペンがあれば十分です。
今やっている目標が達成された時に自分の人生にどのような良い影響を与えるのかを書き留めて、何度も読み返しましょう。

常に今やっている努力がどのような輝かしい未来につながっているかをイメージできるようになると、
ドーパミンが放出される可能性が上がっていきます。

目標達成への努力によってドーパミンを出せるようになると、
脳の性質から次々とドーパミンを得ようとしてその努力量が増えてきます。

つまり、目標達成阻害システムが「目標達成加速システム」として機能するようになるのです。

娯楽との付き合い方を改めて、ドーパミンを味方につける

僕の人生を振り返ると、数多くの娯楽にのめり込んできました。

  • ゲーム
  • Youtubeやニコニコ動画などの動画サイト
  • ツイッターやフェイスブックなどのSNS
  • 生産性のないネットサーフィン(2chまとめサイトなど)
  • お笑いを中心としたテレビ番組
  • 頻度の多い飲み会
  • 麻雀
  • カラオケ
  • 買い物
  • 好きなものを好きなだけ食べる

僕はとりわけゲームが大好きで、中高時代にはほぼ全ての時間をゲームに捧げてきました。
(ひどい時には朝起きてゲーム、お昼ご飯食べてゲーム、夕飯食べてゲーム、というゲーム漬けの生活を送っていたこともあります)

上記のような娯楽に磁石のように引き寄せられてしまうどうしようもない自分と同居しながらも、
どうにかして目標を達成させなければなりませんでした。

その時に意識していたのが上記の3つの手法です。

上記の手法を長年意識してきたことで、ようやく努力することに抵抗がなくなってきました。

目標を達成するための努力をすることが「普通のこと」となり、
その努力によってドーパミンを得ることができるようになってきたのです。

もちろん、娯楽が絶対悪であると言っているわけではありません。
ですが、目標達成を遠ざける悪者になっていることが多いのも事実です。

「本気で目標を達成したいのであれば、目標達成を邪魔しているような娯楽からは早めに手を引こう」と僕はこの記事で提案したいのです。