第240回TOEIC試験(2019年5月26日)受験後振り返り

第240回(2019年5月26日)のTOEICが終了しました。

こんばんは、くろっきーです。
 
本日TOEICを受験した方々、お疲れ様でした。
 
 
今回の会場は、僕が薬剤師国家試験を受けた会場と同じでした。
 
 
もう3年前になりますが、不思議と緊張せずに受けれた記憶が残っています。
 
 
万が一で落ちないように、対策を厚くしてしていったおかげだったと思います。
 
 
ですが、TOEICでは合格点は990点なので、同じように対策を厚くする、ということができません。
 
 
やれることは「ベストを尽くして天命を待つ」だけです。
 
 
月に1度あるテストだからといって、気を抜かずに毎回に自己最高のベストを出す心持ちで受けていきたいですね。
 
 
それでは、記憶が新しいうちに今回も振り返りの記事を書いていこうと思います。
 

コンディションふりかえり

 
今回のコンディションを総合すると、「過去最高にリラックス」して受けれました。
 
 
当日リラックスするためには最低限以下の2つの条件は満たさなければならないと考えています。
 
・寝不足の残らない気持ちの良い睡眠を取る
・やり残した「やらなければならないこと」が全て終わっている
 
 
まず睡眠。寝不足が残っていたら、当然のごとく本番中に頭の回転スピードが落ちますし、ケアレスミスが増えます。
 
 
しっかり23時台に布団に入り、7時間半以上の気持ちの良い睡眠がとれているのがベストです。
 
 
TOEICの試験は本番が始まる前からスタートしているのです。
 
 
次に「やり残しが全て終わっている」ことについて。
 
 
僕たちの脳は、「やり残し」が残っていると、それを頭の中で何度も反芻する性質を持っています。
 
 
心理学では有名な「ザイガルニック効果」ですね。
 
 
正確には「終わっていない仕事や解決していない問題は頭に浮かび上がる」という性質です。
 
 
ただでさえ読み慣れていない英文を読まなければならないのに、そこに余計な思考が入ってしまうことで、適切な判断や思考を乱されてミスにつながってしまいます。
 
 
この性質は、点数が上がってくるにつれて問題になってきます。
 
 
990点を目指す上では、1問でもケアレスミスをしたくない状況です。
 
 
その前提なのにケアレスミスにつながる可能性を残してしまうのは愚行と言えるでしょう。
 
 
潰せるものは全て潰してミスの可能性の芽を摘んでいくことが重要です。
 
 
今回はこれら2つのことをしっかり守れましたので、TOEICが始まってからも寝不足は一切感じず、気になることもなく、目の前の英文に集中することができていました。
 
 
過去1番のコンディションと言っていいと思います。
 
 

リスニングふりかえり

 
僕は問1が「男性が立ちながら本を読んでいる」フォームでした。
 
 
part1は、今回も目立ったひっかけもなく、易しかったと思います。最近はpart1難しい問題が全く出ないですね・・・。
 
 
Part1は人が写っている問題は軒並み簡単な問題が多いです。
 
 
警戒すべきは人が写っていない問題ですね。have been p.pとbe being p.pで引っ掛ける問題を出されてしまう可能性が高いので、かなり集中して聞くようにしましょう。
 
 
part2は、聞き取りづらい音声も多く、難易度は「難しい」だったと思います。
 
 
具体的には思い出せないのですが、3語がリンキングで1語に聞こえる音声があったり、1文ではなく2文で流れる問題があったりなど、トリッキーな問題が多いように感じられました。
 
 
4つほど聞き取れない問題があったため、今回はリスニングの満点は難しいかもしれません。。。
 
 
Part2のトレーニングとしては「数を解いて正解パターンを蓄える」のが一番シンプルで効果的だと思いますので、短期間に集中的にたくさん解いて脳内回路を作り上げてしまいましょう。
 
 
part3,4については、part3の方は易しく、part4は普通でした。
 
 
今回は昔に徹底的に音読トレーニングを2倍速で聞きながら会場に向かったので、比較的ゆっくりに聞こえました。
 
 
ですが、Widthが180のWindowを選んだのか、240のWindowを選んだのかの問題が自信がありません・・・。
 
 
Part3,4は先読みのリズムを保つのが最も重要です。
 
 
なおかつ先読みするときには、選択肢を組み合わせるような形で、脳内に一つのストーリーを作り上げておきましょう。
 
 
そうすることで、自分の作った架空のストーリーと同じ展開になるならば「しっくりくる感覚」が得られ、違ったストーリーが展開されれば「違和感」を感じることができるようになります。
 
 
この感覚をヒントに、回答をしていけるとpart3,4に安定感が出てきます。
 
 
正直、今回もリスニングで495点は厳しいかもしれません。part2で3ミス、part3,4で1~2ミスを予想してます。
 

リーディングふりかえり

 
今回のリーディングは、part5,6が普通で、part7が簡単という印象です。
 
 
僕の場合は、part5,6は18分目標(14:05までに通過)、問175までを43分目標(14:30までに通過)をラップタイムにしていましたが、
 
・part5,6終了時点で14:00
・問175終了時点で14:23
・問200終了時点で14:50(12分余り)
 
でした。
 
 
今回は過去最速で終えることができました。
 
 
多解きを毎日続ける中で、徐々に回答する動作や判断の回路が最適化されているんだろうなあと感じます。
 
 
解くスピードを上げるためにできることは、色々ありますが、一番オススメのが「脳内にTOEIC特有のパターンを蓄えること」です。要は「多解きをすること」です。
 
 
5000問も解けば、相当な量のTOEICの回答パターンに触れることができます。
 
 
ダブルパッセージやトリプルパッセージは特に顕著で、パッセージ間をまたいでいる情報があれば、十中八九は正解になります。
 
 
なので、「あ、この選択肢は2〜3個の文章の内容を踏まえないと答えられないやつだな」と気づいた時点で、その選択肢を正解と決めつけた上で正誤を判断し、大抵の場合その選択肢が正解になります。
 
 
そうすると、その選択肢への正解の確信が強いので、他の選択肢を読む必要がなくなります。
 
 
例えば、(A)から順に読んでいって、(B)が正解だと確信を持ったら(C)(D)は読まない、という感じです。
 
 
他の2つの選択肢を読まなくて良いだけでも、10〜20秒ほどの時間の節約になります。
 
 
これが積み重なることで5分以上の時間を余らせることが可能になります。
 
 
実際に、今回も12分も余ったお陰で、part6,7の見直しをゆっくり冷静になって行うことができました。
 
 
Part5が見直せなかったのが気がかりですが、見直しの段階で4つほど回答を修正できたので今回のリーディングは良いスコアが期待できそうです。
 
 
結果発表は6月17日(月)予定なので、気長に待ちましょう。
 
 
僕はいったん多解きから離れて、「曖昧な単語の補完」と「英語リーディング教本」を進めることで、根本的な英語力の底上げを図っていきたいと思います。
(そのため、今後の記事の投稿は週に1度レベルになると思います。また何か進展がありましたら報告記事を書きます)
 
 
本日はお疲れ様でした!