第241回(2019年6月23日)のTOEICが終了しました。
こんばんは、くろっきーです。
本日TOEICを受験した方々、お疲れ様でした!
今回の会場は、1月に980点をとった時と同じ会場でした。僕が卒業した大学の別の学部のキャンパスです。
なんだか、卒業した大学が会場というのは不思議なパワーをもらえる気がします。スピリチュアルな話ですが、少しでもメンタル面が補強されるのであれば儲けものです。
しばらく更新をしていなかったので、この1ヶ月の学習状況も簡単に書いておきます。
この前回の記事でも言いましたが、しばらく「10000単語総復習」という企画を一人で黙々とやっていました。
大量の模試を解いている中で抽出した「覚えてない単語」が10000単語分集まったので、短期間で一気に見直しをしてしまおう!というものです。
それは一昨日の金曜日に無事完遂しました。
人間、やってみれば意外とできるものですね。単語力が付いてきているのもそうですが、「この企画をしっかり完遂した」という事実が自信に繋がります。
また、土曜日に本番を想定した200問を解いたのですが、L92 R88と大悲惨でした笑
特にリーディングでは、知っている単語が増えたのは実感できましたが、「英語の読み方」の感覚が薄れてしまっていたのも強く感じました。
これに伴い、緊急で昨日の夜に、2時間かけて「英語リーディング教本」の1問1答形式を全て一気にやり終え、応急処置としました。
これのおかげで今日のTOEICの英文はスラスラ読んでいけたので、やはり「英語リーディング教本」は英語を読む上で土台とすべき体系だなあと感じますね。全ての英語学習者にオススメしたいです。
無駄話がすぎました。
それでは、今回も振り返りの記事を書いていこうと思います。
コンディションふりかえり
今回のコンディションは、「良い方である」という感じです。
当日リラックスするための最低限の2条件は、しっかりクリアさせました。
・寝不足の残らない気持ちの良い睡眠を取る
・やり残した「やらなければならないこと」が全て終わっている
最近になって、当日の受験コンディションを高める方策として、新たに「腹圧」という概念に注目しております。
赤ちゃんは十分な骨格や筋力が無くても寝返るを打つことができるようになりますが、それを可能にしているのが「腹圧」と言われています。
大人になった今でも、「腹圧」を高めることを意識した姿勢をとることで、体の重心と言われる丹田付近の圧力が高まり、体に安定感のあるコアが出来上がります。
(丹田に力を入れるのとは、別の安定感を感じることができます)
そのコアを基点にした姿勢をとることで、身体の余分な動きが減り、パフォーマンスが高まると考えています。
ライザップの先生にも「腹圧」を高めるコツや、「腹圧」が高まっている感覚について詳しく教えてもらい、実際に単語を覚えている時や、日々の薬剤師としての仕事の中で使ってみたのですが、これがなかなか良いのです。
2時間以上カフェで座り続けても、4時間以上投薬台に立っていてもほとんど姿勢が崩れず、身体もほとんど疲れません。
身体に疲れを感じて何かに体重を預けているときや、身体のパフォーマンスが低いなぁと感じるときに「腹圧」をチェックしみると、全くと言っていいほど入っていませんでした。
この「腹圧」を意識してTOEICを受けるだけでも、ケアレスミスが減るだろうなあと思います。
僕もまだまだ導入したばかりなので、徐々にマスターしていきたいと思います!
腹圧のかけ方について書いてしまうと全然内容の振り返りができないので、今回は割愛します。
(Google先生に教えてもらったり、解説本もたくさんあるので読んでみましょう!)
リスニングふりかえり
僕は問1が「噴水の周りに男性と女性が座っている」フォームでした。
part1は、珍しくeasel(「イーゼル」:絵を描くための台)が出ていましたね。それでも、難易度としては「易しい」だと思います。
人が写っていない問題はhave been p.pとbe being p.pの引っ掛けが使えるので難易度が高めですが、今回は「単語を知っているか?」の視点で難易度を上げてきました。
他の選択肢にはvessel「容器」なんていうものも出ていたので、こういう類は知らないと即死です。
50模試分くらいのpart1を解いて、頻出の表現や単語は全て経験して覚えてしまいましょう。
part2は、聞き取りづらい音声は少なく、難易度は「普通」だったと思います。
もうどんな内容だったかは具体的には思い出せないのが惜しまれますが、前半に易しい問題を配置し、後半にトリッキーな問題を配置して難易度を上げる、という典型的なpart2の傾向に戻っていたと思います。
過去3連続くらいでpart2が全般的に難しかったので、かなり警戒して解いていましたが、元に戻ってよかったです。
1つ聞き取れない問題があり、回答音声の雰囲気の自然さを読み取って解きました。
この「雰囲気読み」は、「本物の英語力を身につける」という目的のためには全く寄与しませんが「TOEIC990点を取る」という目標を達成する上では、地味ながら強力なテクニックですので、大量のpart2の問題を解いて身につけておくといざという時に便利だと思います。
part3,4については、難易度はともに「普通」でした。
会場に向かう前に、公式問題集のpart3,4の音声を1.66倍速で聞き取る練習をしたため、当日の音声も苦なく聞き取れるものが多かったです。
先読みのリズムも崩さずに、順調に解き進めることができたと思います。
何度も繰り返しになりますが、Part3,4は先読みのリズムを保つのが最も重要です。
先読みするときには、3つの選択肢を組み合わせるような形で、脳内に一つのストーリーを作り上げるのがオススメです。
そうすることで、自分の作った架空のストーリーと同じ展開になるならば「しっくり感」が得られ、違ったストーリーが展開されれば「違和感」を感じることができるようになります。
この感覚をヒントに、回答をしていけるとpart3,4に安定感が出てきます。漫然と先読みするよりかはオススメです。
今回は、合わせて4箇所ほど確信がない問題があったため、運が良くないと495点は厳しいかもしれません。
悪あがきしても仕方ないので、ここは天運に任せようと思います。
リーディングふりかえり
今回のリーディングは、part5は「易しい」、part6が「普通」、part7が「やや難しい」という印象です。
Part5でseekとsearchで迷わせる問題があったり、Part6でnaturallyとequallyでどちらも入りそうだったり、part7で問題文の文構造が読み取れていないと回答できないような問題が出たり、などなど、なかなか手強い試験だったと思います。
僕の場合は、part5,6は18分目標(14:04までに通過)、問175までを43分目標(14:29までに通過)を目標ラップタイムにしていましたが、
・part5,6終了時点で13:59
・問175終了時点で14:25
・問200終了時点で14:53(8分余り)
でした。
今回もかなり早めに終わらせることができましたね。
前回のTOEICでは、12分余ったにも関わらず、見直しを悠長にしていたらpart5まで見直しの目が回らない、という事態に陥ったため、今回は見直しの方法を洗練させてきました。
まず優先的に見直すべきは、「自分が毎回ケアレスミスしてしまうような場面」です。
1問もミスすべきでないリーディングで、マークミスやしょうもないミスをしてしまうのは非常にもったいないです。
僕が10000問ノックなどを通して観察してきたケアレスミスの傾向は、
・NOT問題で正しい選択肢を選んでしまう
・各選択肢の頭文字に付いているABCDの文字に釣られて、頭文字の通りマークしてしまう
・解いている最中の単純なマークズレ
です。
これらを見直しのフェイズで根絶するためのルーチンを組む必要があります。
僕もまだまだ模索中ではありますが、以下の方法が手間がなくシンプルでやりやすいかな、と考えております。
・マークシートにマークする際に、あとで見直ししようと思った問題には、専用の印をつけておく
問題用紙やマークシートの所定の欄以外への書き込みは禁止されているので、目立たない程度に薄い印をマークシートの問題番号の部分に書いて、終了間際にサササッと消しています。
これをやり始めると、自信がない問題はどんどん目印をつけたくなってしまうので、「10個以内に抑える」をいうことも同時に意識できていると効率の良い見直しができると思います。
今回はこのルールを守って、8分以内に自信がない問題を全て見直しすることができました。
すべての問題に自分なりの根拠を元に回答できたので、今回のリーディングには満点を期待しています。
リスニングで運が良ければ、両方満点で990点です!
ついに念願の990点に達することができるかもしれません・・・!
結果発表は7月16日(火)予定なので、気長に待ちましょう。
僕は、今回の試験でまだまだ曖昧な単語があるなあと実感したので、今後の英語力の安定感を確保するためにも、7月のTOEICまでに再び10000単語総点検をしようと思います。さらに単語力を上げるぞ!
本日はお疲れ様でした!