こんばんは、くろっきーです。
今日も満点への戦略を考えていきます。
昨日は、抽象的な内容になってしまいましたが、それぞれの枠の定義を行っていました。
真の全集合 (黒枠):TOEICに出題され得る全問題
既知の全集合(赤枠):すでに目にしたことのある全問題
解ける全集合(青枠):解ける全問題
そして、この黒枠、赤枠、青枠がそれぞれイコールになっていくように努力を続けることが、満点を取るための大枠となる考え方でした。
また、問題を解けるか解けないかで単純に判別すれば、以下のような等式も成り立つことを説明しました。
真の全集合 =既知の全集合 + 未知の全集合
既知の全集合=解ける全集合 + 解けない全集合
今日は、具体的には何をしていけば良いのかを考えていきます。
図で見てみると、「黒線≧赤線≧青線」という位置関係を「黒線=赤線=青線」という位置関係にしていきたいので、以下の2つの動きを作れれば良さそうです。
・青線を赤線まで広げる
・赤線を黒線まで広げる
【青線を赤線まで広げる】
ここで、青線は「解ける全集合」、赤線は「既知の全集合」、黒線は「真の全集合」のことなので、上記で定義した等式に当てはめてみると、
既知の全集合=解ける全集合+解けない全集合
⇅
赤線=青線+解けない全集合
⇅
青線=赤線-解けない全集合
という関係が成り立ちます。
ここでは、満点にするために青線を赤線まで広げたいので、「解けない全集合」が0になるように学習を進めていくことが満点への戦略の一つとなりそうです。
【赤線を黒線まで広げる】
こちらも同様に、等式内の要素を置き換えて変形していくと、
真の全集合=既知の全集合+未知の全集合
⇅
黒線=赤線+未知の全集合
⇅
赤線=黒線-未知の全集合
となります。
ここでも、満点を作っていくためには赤線を黒線まで広げていきたいので、「未知の全集合」が0になるように学習を進めると良さそうです。
上記をまとめると、満点にしていくために必要不可欠な学習戦略は、
・「解けない全集合」を0にしていく
・「未知の全集合」を0にしていく
ことであるとわかります。
(この二つの要素が抜けた学習をしていると、どんなに頑張っても満点にはならないということです)
この満点への戦略を一文でまとめるならば、
「知らない問題に出会っていき、知り得た全ての問題を解けるように修正していく」
となります。
当たり前といえば当たり前の結論となりましたが、この戦略を知って、「これ以外の戦略は”詰み”なんだ」、「こうするしか手がないんだ」と自覚して学習を進められるかで学習への熱の入り方が変わってくると思います。
他に満点に至る手段はあるのかもしれません。しかし、僕が知り得ている中ではこれしかありません。選択肢が1つしかないなら、それをやっていくしかないですよね。
明日も報告します。