こんばんは、くろっきーです。
今日は、情報収集している過程で見つけた「ダニング・クルーガー・エフェクト」というものを紹介致します。
【Dunning–Kruger effect(Wikipediaから引用)】
能力の低い人物が自らの容姿や発言・行動などについて、実際よりも高い評価を行ってしまう優越の錯覚を生み出す認知バイアス
日本語でこの現象に名前をつけるなら「優越バイアス」になるのでしょうか。
僕自身の昔からの悩みの一種なのですが、かなりの高頻度で「優越の錯覚」に陥ることがあります。
この効果を提唱したコーネル大学のデイヴィッド・ダニング氏とジャスティン・クルーガー氏は、「優越の錯覚を生み出す認知バイアスは、能力の高い人物の場合は外部(=他人)に対する過小評価に起因している。一方で、能力の低い人物の場合は内部(=自身)に対する過大評価に起因している。」と述べています。
自分の真の能力がどうであれ、自分自身に「優越感」のようなものを感じている時には、
・能力の高い人物の場合は外部(=他人)に対する過小評価
・能力の低い人物の場合は内部(=自身)に対する過大評価
の、どちらかの評価を行なっていることになります。
「他人との比較」をすることによって優越感を得るのは人道的にどうなんだろう?と思いますし、「過去の自分との比較」をした結果、それが正確でないとどこかで足踏みをすることになります。
「優越感」というのは一種の「満足の感情」で、人生を前に進めるエネルギーを奪うと思っていますので、目標達成をしていく上でこの癖は絶っておきたいと思っています。
明日以降、このダニング・クルーガー・エフェクトをTOEIC学習に結びつけたらどんな解釈が生まれるのか?を見ていこうと思います。
優越の癖を結果的に取り除けるかはわからない取り組みですが、思考を巡らせるきっかけにはなってくれるのではないかと考えています。
明日も報告します。