こんばんは、くろっきーです。
今日もダニング・クルーガー・エフェクトをTOEIC学習と絡めて、グラフの解釈を行うとどんな解釈が生まれるのかを考えていきます。
グラフの縦軸が「自信」、横軸が「熟達度」となります。
(「自信」といっても、「優越感」と同じような立ち位置です)
「熟達度」はTOEICに当てはめると、「点数」という横軸になるかと思います。
熟達度が低い状態から高い状態に移行していくにつれて、一旦は自信が急上昇しますが、そこから急降下して限界まで落ちたところから徐々に上がっていく、という経過をとります。
(必ずではありませんが、こういう経過をとることが多い、と捉えていただければと思います)
まず、このグラフで特徴的なのは、序盤に登場する「自信過剰」の状況です。
(グラフの頂点のことです)
この時期が一番自信を強烈に感じ、そこ以降はこのタイミングほど強い自信は感じなくなるようです。
このグラフの流れが分かっていれば、自身に満ち溢れている自分がいることに気づいたら、熟達度がまだまだ低いことが確認できます。
しかし、これは同時に少しは前に進めている証拠でもあります。
(こうして見ると、一概に自信過剰を悪者扱いはできませんね)
そこからさらに熟達度が上がっていくと、急激に自信が喪失されていきます。(グラフの急下降)
このような自信喪失の状態が来ることがある、と事前に把握できていると、「あぁ、実力がついてきたんだな」と前向きに現状を解釈することができると思います。
自信が喪失するとやる気やモチベーションが著しく減少することが多いため、事前に「これさえやっていれば間違いはない」という学習戦略を考えておくと良さそうです。
どの分野を学習していたとしても、この時期には基礎にフォーカスすると間違い無いと思います。TOEICならば単語学習を進めるのが確実な一手ですね。
また、自信がなくなってくると出てくるのが、「途中で諦めてしまう」というリスクです。
せっかく順調に前に進めているのにもかかわらず、ここで自信を無くして辞めてしまうのはもったいないです。
「ここから少しずつ自信が回復していくものなんだ」という見通しを持ちつつ、その辛さを耐え忍んで日々学習を進める時期になるかと思います。
全体を通して「こういったステップを踏むものなんだ」という”見通し”を持っておくと、変に焦ることなく安心感を保ったまま学習を進められると思います。
僕の現状を分析すると、自信過剰になりつつありますが、まだ頂点には辿り着いていない、という感覚です。
「これから自信過剰の時期や自信喪失のタイミングが来るんだ」と自分に言い聞かせつつ、日々淡々と学習を進めていきたいと思います。
明日も報告します。