【TOEIC勉強5日目】「反復」に活路を見い出せ!

こんばんは、くろっきーです。

 

今日は、単語に限らずですが、何かを暗記するときに、必ず意識しておくべきだと思うことお伝えします。


それは、耳にタコができるほど聞いてきたかもしれませんが、「反復」です。

僕たちが、何かしらの暗記物の勉強をするときに、「最終的にどんな状態になっていてほしいか?」を思い浮かべてもらうと、

「これから覚えなくてはならないものが、全て記憶されて、容易に取り出せるような状態」

を目指すのが、暗記物の究極的な目標だと僕は思っています。
(人によって表現の差があると思いますが、ほぼ同じような状態を理想と設定するのではないかと思っています)

もちろん、この理想の状態に持っていくのはかなりの労力が必要なので、「より効率良くその理想に近づくための戦略」を1つでも持っていた方が良いのではないでしょうか。

ということで、上記の理想に近づくための重要な役割となるのが「海馬」という脳内組織です。

海馬は、記憶を一時的に保管してくれる場所で、その期間は、個人差はあれど約30日間と言われています。

海馬に入ったばかりの情報はまだ短期記憶止まりで、長期記憶には移行していません。

そして、これが海馬の重要な性質なのですが、保持される記憶は「繰り返し(反復)」によって長期記憶に移すことができます。

つまり、記憶が短期記憶として30日間保管されている間に、何度も何度も反復して覚え直すことで、強固な長期記憶に移して忘れにくい状態を作ることができるのです。

また、この長期記憶の状態になってはじめて、「容易に取り出せる状態」=「英文を読んでいるときにその単語の意味がわかる状態」になります。

つまり、これから覚えていく単語は、全て「長期記憶」に放り込まれなければいけないのです。

キクタン3冊分だけでも3300単語もあります。

1日100個ペースを守って何度も反復して覚えていきましょう。

因みに、覚えるまでの「何度も」の目安は感覚的に6〜7回です。

「自分が何回で覚えられるか」のデータを持っておくと見通しがつくのでモチベーションも保ちやすいと思います。

明日は「エビングハウスの忘却曲線」について簡単に解説しようと思います。