こんばんは、くろっきーです。
昨日は、エビングハウスの忘却曲線への誤解と、正しい(と言われている)解釈について紹介しました。
忘却曲線は「人はどれだけ記憶を保持できるのか」に関するデータではなく、あくまでも、「繰り返すごとに覚え直すのがラクになっていく」という事実を示しているのでした。
今日は、「復習のタイミング」について書こうと思うのですが、このテーマについて語られている場合、ほぼ全ての記事が、「エビングハウスの忘却曲線(誤解ver)」を根拠にして説明をしています。
しかし、僕が「復習のタイミング」をテーマに書く場合、忘却曲線を根拠として使うことができないので、どうしても主観的な経験を軸に書くしかありません。
他に研究があるとは思うのですが、まだ探しきれていない状況なので、良いのを見つけたら後ほど紹介します!
で、僕が現時点でベストだと思っている復習のタイミングが、
・夜寝る前
・朝起きた直後
・1週間後
・1ヶ月後
です。
特に、
・夜寝る前
・朝起きた直後
この2つのタイミングが重要で、これをやらなかった単語は、ほぼ覚えられないと考えても良いと思います。
夜に、やるべきことを全て終わらせて「さぁ寝るか」と寝に入る直前に、今日1日で覚えた100個を1周復習しています。
(5〜10分で終わります)
脳には夜寝ている間に記憶が整理する性質があるのを利用しています。
(が、具体的にどれくらいの効果があるかはまだ知りません)
そして、起きた直後にも布団に入りながら1周復習します。
この2回をこなすだけで、苦手意識があった単語も頭に残り、すんなり思い出せる感覚を得ることができます。
次に復習するタイミングは1週間後ですが、
もちろん、それまでに反復して復習すればするほど長期記憶に残る可能性が高まります。
1回覚えてから1週間後、1ヶ月後を迎えたときにもう一度復習すると、また忘れてしまっている単語に遭遇します。
僕の場合は、このタイミングで覚えられていない単語を「苦手単語」として捉えています。
その単語を、単語カードなどに抽出して別途残しておき、「覚えにくい単語への対応」を適応させていって覚えきる、という流れが、僕にフィットした単語暗記システムです。
自分なりの単語暗記フローチャートを持っていると、単語暗記へのハードルが下がりそうですね。
明日も報告します。