こんばんは、くろっきーです。
昨日は単語学習の流れを図式化させました。
基本的に、覚えられない単語については「反復」を重ねてガンガン覚えていきます。
(ある意味ただのゴリ押しなのですが、これが一番シンプルで労力対効果が高いと思っています)
どうしても!どうしても覚えられない!という単語にだけ、第二選択である「なかなか覚えられない単語への対応」を適応させていきます。
今日は、それの具体的な内容についてです。
これはイメージの話ですが、地面を転がってしまう丸い物体から地面に対して根っこを伸ばし、転がらないように固定する作業をやっていきます。
「地面を転がってしまう」=忘れてしまうということです。何か別のものに結びついて初めてその球体は転がらなくなり、同時に忘れにくくなるのです。
物事の背景を詳しく知ると目の前のことを深く理解できますよね。それを意図的に起こしていくのが狙いです。
では、どのような根っこを生やしていけば良いかというと、今のところ3種類です。
・感覚
・感情
・違い
「違い」については、「覚えている単語」における「知識のネットワーク化」にもつながる部分なので、明日解説します。
今日は、「感覚」と「感情」について見ていきます。
感覚でも感情でも、共通するのがあくまでも「英語を見て日本語を思い出すためのきっかけを増やす作業である」ということです。
何度反復しても「英語→日本語」が出にくいのですから、何か別のものをクッションにして、
英語→(クッション)→日本語
の流れが作られるようにしたいわけです。
「感覚」については、(今のところ)4つの要素を用いて補強が可能だと考えています。
・声:その英単語を発音した直後に、正しい日本語訳も発音し、セットで続いていく感覚を記憶する
・手:その英単語を手書きした感触を記憶して、正しい日本語を思い出すきっかけにする
・耳:その英単語が聞こえた音を記憶して、「この音が聞こえたらこの日本語訳なんだ」と記憶する
・目:googleの画像検索でその英単語のイメージ画像を確認し、その英単語が視界に入ったらイメージ画像が思い浮かぶように記憶する
これらの中でも断トツでオススメなのが、google画像検索です。
単語学習の本来の目的は、「英単語→イメージ」の流れを作ることなので、それに満たしうる工夫となります。
一方、「感情」についても、(今のところ)4要素です。
・ミス:「間違えた!」と恥ずかしくなった感情をその単語に結びつけます。
→過去に、「投資」を意味する単語にinvestigation(調査)があるよね、と友人と話していたら、「それいうならinvestmentじゃね?」と言われて恥ずかしくなった経験があります。この流れがあったからこそ、stake(投資)がすぐに覚えられました。
・ストーリー:日常生活上で、その単語にまつわるエピソードが1つでもあると、強烈に印象づけられて覚えることができるようになります。
→過去に、cuisine(料理)という単語に対して苦手意識があった時期があったのですが、旅行先の看板にcuisineと書かれていて少し話題に上がったことがきっかけとなり、すんなり日本語訳が入るようになりました。
・好き:自分の好きなゲームや映画など、趣味の範疇にその英単語が出てくると、「自分が好きなことを理解するのにこの単語は必要なんだ!」と強く必要性を喚起させて覚えやすくなります。
→僕の好きなゲーム作品の二次創作で、English Musicalの動画があるのですが、その中に「be reconciled with」の表現が使われていました。この日本語訳なんなんだろうな〜
とモヤモヤしているところに、キクタン990にドンピシャに出てきたので、すぐに覚えることができました。
・アウトプット:覚えにくい単語は実際にアウトプット内で使っていくことで、「あっ、これ実際に前使った単語だ」という印象を持たせることができます。
→僕も覚えにくい単語は、ここでのアウトプットでの「例」に組み入れたり、英語に興味がある友人と話している時に、わざとその単語を話題に持ち出したりなど、思い出せるようにするためにきっかけを多く設けています。
「感情」については、総合すると、
・友人などとの会話において、出せそうなら話題に出していく
・自分が好きな作品と英語を積極的に絡めていく
・日々のアウトプットの中で苦手な単語を使っていく
こんな感じでしょうか。
ネット上をさがすと、他にも単語を覚えるためにさまざまな工夫が紹介されています。
しかし、どれが効率が良いか以前に、人によって向き不向きがあると思います。
「あ、これなら自分でも使えそうかも」と思えるテクニックを片っ端から使ってみて、自分に合った根っこの生やし方を取り入れていくのがベストだと思います。
(第一選択が「反復」なのは、絶対に外せないと考えています笑)
明日も報告します。明日は「知識のネットワーク化」についてです。