8時間もゲームをやってしまいました・・・
こんにちは、くろっきーです。
Problem-Solving Daily(PSD:問題解決日記)の5記事目ですね。
今日も直近の悩みを書いて、今後の改善策を探っていきます。
まさに、昨日の出来事なのですが・・・、
昨日だけで、8時間もゲームをやってしまいました・・・。
昨日は土曜で、土曜日は9時から13時までが仕事なので、それが終わって帰宅してから寝るまで、ほぼずーっとゲームをしていました。
最近は、新しく発売した『エルデンリング』というゲームをやっているのですが、仕事から帰ってから「このボス倒すまでやろう」と思ってやり始めたらそのボスがめちゃくちゃ強くて、結果的に倒すのに8時間かかってしまったんですよね・・・。
平日は、安定感ある努力ルーチンが組めていてゲームは寝る前にだけ!と決めているので、そこまで乱れることがないのですが、休日はどうもふとした拍子に取り返しがつかないくらいに習慣乱れてしまうことがあります。
僕が休日の過ごし方が下手で悩んでいることはPSD#2でも書いた通りです。
この記事での結論は、
「休日も平日も、合計2時間しか努力できないものなんだ」というふうに考え方を変えて、ウダウダ悩むのはやめましょう!
というものでした。
今でも、休日は2時間努力できれば御の字であることを念頭に置いて勉強していますが、昨日は30分も勉強できてなかったですからね笑
反省の意も込めて、この記事で対応策を考えていきます。
娯楽は一度始めたら、中途半端にやめるのは難しい
僕の場合は主に「ゲーム」ですが、この記事を読んでいる皆様にも、一度やり始めてしまうと、やめなきゃいけない状況になってもなかなか途中では終われない、そんな習慣をお持ちではないでしょうか。
具体的によく取り上げられる例としては、以下の通りです。
- お酒、タバコ
- Youtubeなどの動画サイト
- TwitterなどのSNS
- 家庭用やスマホゲーム
- 麻雀やパチンコ・競馬などのギャンブル
- Amazonなどにおける買い物
- 不必要以上のネットサーフィン
上記の1つも当てはまらない方は、とても人生を有意義に過ごされていることでしょう。
逆に1つでも当てはまる方で、これからプラスアルファで何かを学んでいこうと考えているのであれば、依存的な悪癖への対処法を1つ確立することは人生における大きなインパクトとなるはずです。
このような「途中ではなかなか終われなくなる」現象には、ドーパミンという脳内の神経伝達物質が大きく関わっています。
映画などの業界の用語で「クリフハンガー」と呼ばれるように、劇中で盛り上がる場面、例えば、主人公の絶体絶命のシーンや新展開をみせる場面などを迎えた段階で、結末を示さないまま物語を終了すると、その続きが気になって気になって仕方がなくなります。
この「続きが気になって気になって仕方がなくなる」瞬間にこそ、ドーパミンが分泌されているのです。
心理学的にもこの現象は説明されており、「ツァイガルニカル効果」と呼ばれています。
ツァイガルニク効果(ツァイガルニクこうか、Zeigarnik effect)は、人は達成できなかった事柄や中断している事柄のほうを、達成できた事柄よりもよく覚えているという現象。ツァイガルニック効果、ゼイガルニク効果、ゼイガルニック効果とも表記する。
ドイツのゲシュタルト心理学者クルト・レヴィンの「人は欲求によって目標指向的に行動するとき 緊張感 が生じ持続するが、目標が達成されると緊張感は解消する」という考えに基づき、リトアニア出身で旧ソビエト連邦の心理学者ブリューマ・ゼイガルニク(1901年11月9日 – 1988年2月24日)が「目標が達成されない行為に関する未完了課題についての記憶は、完了課題についての記憶に比べて想起されやすい」との事実を実験的に示した[1]。以上がツァイガルニク効果。
Wikipediaより(2022/3/5 11:45時点)
「未完了のことは記憶として想起されやすい」ことと「目標が達成されると緊張感は解消する」という2点がとても興味深いですね。
要は、人間は、ドーパミンによって、未完了のことを完了して緊張感を解消するように仕向けられているということです。
簡単に言うと、人間は「スッキリしたい」ということですね?
ということは、別のルートから「スッキリ」できれば、日々の依存的な行動のループから逃れることができるようになるのではないでしょうか?
皆様にも試していただきたい提案が1つあるので、紹介させて下さい。
1つのYoutube動画で状況が一変!
実は、このブログ記事を書いている日の早朝にもゲームを起動させていたのですが、僕はゲームをやりながらYoutubeで動画を見ていました。
その中の一つの動画が、僕にゲームをやめさせ、外出準備をする気になり、実際にカフェに来て一気にこの記事を書くきっかけを作ってくれました。
それがこの動画です。
この11歳の女の子と歌声と、身振り手振りのパフォーマンス、すごくないですか?
あまりのスター性とこの子を評価する周りの大人たちの姿勢に心打たれ、自然と涙がツーっと出てきていました。
この動画を見てあっという間に、脳内を埋め尽くしていたゲームの記憶がスッと消えて、そこにはもうモヤモヤは存在していませんでした。
自然と、「今日こそはちゃんとブログを書いて、英作文勉強して、ジムにも行こう」と思えるようになったのです。
感動の涙が、僕にスッキリ感を与えてくれて、ツァイガルニカル効果を「感動の涙」が打ち消してくれたのだと僕は思っています。
いつでも「感動」できるようにしておく
「感動の涙」というのは意図的に出していくのは難しいとは思いますが、
「これまでに感動したものリスト」
を作っておいて、ツァイガルニカル効果が発動している状況になったら、必要時にそのリストを開いて、「感動」を摂取する。
このようなルート構築を事前にしておくことで、娯楽にのめり込んでしまった時に有効な対応策になるのではないかと僕は考えました。
もしこれを読んでいる方々にも、悪癖にのめり込んでしまう瞬間があるのであれば、そこに「感動」を挟み込んでみて下さい。
僕だけに特有ではなく、他の人にも有効であることを祈っております。
最大の予防策は『志を思い出すこと』
今回の「感動の涙」は、あくまでも“対症療法”として実際に僕に対して効果があったので紹介させていただきました。
風邪を引いたときのために、効果の高い風邪薬を紹介したのと同じことです。
いざという時にその対処が簡単になりますよ〜というアイデアです。
しかし、もっとも大切なのは「そもそも風邪を引かないように準備しておくこと(予防策)」のはずです。
風邪に対する予防策は「免疫を上げること」ですが、何かしらの娯楽にめり込んでしまうことに対する予防策は「志を思い出すこと」です。
娯楽で頭がいっぱいになる余地が無いほど、志で頭をいっぱいにしておくことで、そもそも娯楽をするという発想にすらならなくなる、最強の予防策だと僕は思っています。
これに関しても、徐々に実感を得つつも具体的に書いていきたいところですね。
とりあえず今日は、1つの対症療法の紹介まで。
それでは、今日はここまでです。
お読みいただきありがとうございました!