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【WSL #10】「仮説→検証」or「正解をなぞるか」

 あなたはどっち派?

こんばんは、くろっきーです。

僕は趣味でゲームをしており、そのゲームに参入してきた人に、僕が知りうる限りの知識や技術をお伝えする機会があるのですが、先日なかなか骨のある新人が参入してきました。

「あまり上級者の動画とか見ないんですよね。ほとんど独学です。もともと、答えをすぐ知るよりも、試行錯誤して導き出すタイプです。」

これ、僕も同じタイプなので、ものすごく気持ちがわかるんですよね笑

色々と試行錯誤している時間がとても楽しいんです。

ですが、このスタイルは結果的に伸びにくいのも事実です。。

この記事ではそこらへんのお話をしていければと思います。

 「仮説→検証」は面白いが時間がかかる

上記で書いた新人プレイヤーが好んでやっていることは、

「仮説」→「検証」

というプロセスとなります。

例えば、「英単語の学習は何が一番効率が良い方法なんだろう?」という疑問を持った上で、

  •  「ノートに手書きして覚えたらどうだろうか?」
  •  「単語帳を赤シートで覚えたらどうだろうか?」
  •  「音読して覚えたらどうだろうか?」

etc…のように、「仮説」を自分の中に持ちます。

そして、「自分というフィルターを通すことで様々なパターンを体験して気づきを得る」という「検証」をしていきます。

これを繰り返すスタイルが、「仮説→検証」スタイルです。

例にも見られるように、時間が掛かりそうですよね・・・。

その人の「最終的にどうなっていたいのか?」という問いへの答え次第にはなりますが、上位1%を狙うようなレベルにまで技術レベルを引き上げていく前提だとすると、「上級者との比較」や「正解との比較」という要素は欠かせません。

僕もTOEIC満点までは上級者のやり方を思いっきり参考にしていましたしね。

素直に、「すでにうまく行っている方法を実践する」が一番です。

 「正解をなぞる」は、ツラいが結果を出す近道

ただ、「すでにうまく行っている方法を実践する」こともなかなかにストレスが大きい作業なのも事実です。

自分のやりたいようにできず、全てを矯正ギプスのように修正されますからね・・・・

しかし、最初はツラい分、最終的にメリットが大きいです。

僕が英語のリーディング力を伸ばしたきっかけに、薬袋善郎先生の『英語リーディング教本』という本があります。

僕はこの本に半年以上の時間をかけて内容をマスターした結果、リーディングの技術が飛躍的に向上しました。

そして、この本の著者の薬袋善郎先生が、以下のようなことを言っています。

 私は「英文を切り刻まないで読む」「英文を語順のままに前から読む」「英文を速く読む」というのは「目標」ではなく「結果」なのだと思います。

私達が目標とすべきことは、あくまでも「正しく読む」ということです。

「正しく読む」という目標をかかげ、それに向かって、私達の先人が血のにじむような努力によって確立してくれた道を一歩一歩着実に登っていく。

その過程で、次第に英文を切り刻むことが減っていき、返り読みをしなくなり、結果的に速く正しく読めるようになっていく。

私はこれしか道はないのだと思います。

『英語リーディングの奥義』p139

それしか道がないなら、歯を食いしばって整備された道を進んでいくしかないですよね。

 結果が欲しいなら「正解をなぞる」がオススメ

というわけで、僕からの提案としては「正解をなぞる」ことがおすすめですよ、ってことですね。

どんな分野でもそうだと思います。

冒頭でお話したゲームでもYoutubeで上級者のプレイ(=正解)を真似するのが上達の近道ということです。

僕は現在英作文の勉強として一冊の参考書に集中して取り組んでいますが、この洞察を活かすとしたら、一冊の内容を完璧にすることが近道になりそうです。

もうすぐ1周目が終わりますが、何周も回して暗記強度を上げてまいります!


以下は目標管理・進捗メモ・今後の予定・余談となります。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

目的・目標

目的

  • 英語におけるオールマイティとなる
  • オールマイティになっていく過程をお見せする中で役立つノウハウを紹介する
  • 英語学習の理解度を上げる
  • 英語学習のモチベーションを維持する
  • アウトプット中心の生活環境にシフトさせ、文章での価値提供に慣れていく

目標

  • 英検1級合格
  • ブログ記事年間で100記事

現在の進捗

  • 2021年12月1日:参考書1冊目として『[はじめる編] 英作文のトレーニング 新装版
    • 活動:未知のフレーズを単語カードに抽出
    • 結果:600フレーズ分暗記
  • 2022年1月1日:参考書2冊目として『例解 和文英訳教本 (文法矯正編) –英文表現力を豊かにする
    • 英文法知識をScrapboxに抽出+未知のフレーズを単語カードに抽出
    • (現在進行中):84セクション/105セクションまで

今後の方針

何度も書いていることですが、今後は105セクションまで終えて、その後はフレーズ抽出をして、2000〜3000フレーズの暗記を完了させていきます。

余談:ゲーム仲間の高校生が遊びに来てくれました。

先日、九州に住んでいて、いつも僕とゲームで仲良くしてくれている高校生が「くろっきーさんに会いたい!」と言って、遥々関東まで遊びに来てくれました!

一泊二日ではありましたが、一緒にゲーム内ボイスチャットでイツメンをびっくりさせたり、焼き肉を食べたり、散歩をしたりで楽しく過ごせました。

この期間だけ英作文の勉強はできなかったのですが、一種のリフレッシュですね。

全世界がインターネットで繋がっているので、こういう関係性も増やしていけたら最高です。

それでは、本日はこのへんで。ありがとうございました!