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【WSL #13】学びを大きくするためには、学ぶための時間が必要である

 至極自明のことを見落としていないだろうか?

こんばんは、くろっきーです。

今回も引き続き、「学びを最大化する」ためのエッセンスについて書いていこうと思います。

今回のテーマは「時間」です。

至極アタリマエのことではありますが・・・学ぶためには時間が必要です。

自由に使える時間が多ければ多い人ほど、多くの学びを得ることができる・・・とまでは断言しませんが、自由時間が1日に数十分しか存在しない人の学びの量は目に見えて少なくなるでしょう。

「学ぶための時間を確保する」

まずこの大前提が整っていない方は、学びを最大化するどころではないのです。

ご自分の学びのための環境が整っているか、一緒に確認して参りましょう。

 要確認:そもそも「学ぶ」ための時間はあるか?

学んだ量は、ダイレクトに学びの質に正の影響を及ぼすので、最低限の学びの時間は所持しておきたいところです。

特に、確認していただきたいのは、

1日あたりに、学びに使える時間が3時間以上存在しているか?

ということです。

1日の中で、勉強に30分しか使えていない人と、3時間使えている人では、1日あたりに学べる量に大きな隔たりが生じます。

ちなみに僕が薬剤師として仕事をしつつ、TOEIC満点を目指して勉強をしていた頃は、「1日6時間」を勉強に使える環境でした。

  •  朝の通勤電車で30分
  •  お昼休みに1時間
  •  帰りの電車で30分
  •  帰宅後食事やお風呂を済ませてから就寝までの4時間

具体的には、上記のとおりです。

では、なぜ「3時間」なのかと言うと、どんなに忙しい人であっても、朝の1時間、お昼の30分、夕方の1時間半(合計3時間)くらいは、意識的に探すことで捻出できると思うからです。

 

見出した時間を余計な習慣に割かず、フルにTOEICの勉強に対して使えたおかげで、素早く満点を獲得できたのだと思っていますので、覚悟を決めて目標を達成するために勉強していく人は、是非とも自分の生活習慣を見直していただきたいです。

具体的には、一度ご自身の1日の流れと、学びに使えそうな時間をそれぞれ書き出し、どれだけ学びの時間があるかを見直してみてください。

1日の行動ログを取るのもかなり良いと思います。最も客観的に自分の生活を俯瞰できますからね。

とても単純な作業ですので、一度腰を据えて確認してみることををおすすめします。

確認してみたものの3時間以上無かった方は、次項に時間捻出のためのアイデアを書きますので、ご参考までに読んでみてください。

 時間を捻出するアイデア

ここからは、僕が色々と情報収集をして、実際に試した上でインパクトが強かったTipsを紹介していきます。

ハードルが高いと感じるものも、少なからずあると思います。

しかし、時間を捻出するための最も本質的な作業は「周りの環境を変えること」ですので、学びを最大化していきたければ、勇気を出して取り組んでみてください。

 スキマ時間の活用

これが一番取り組みやすく、捻出できる時間が大きくなる効果的な取り組みだと思っています。

1分〜5分と言えど、たくさん集まれば30分〜60分になります。

スキマ時間には大幅に時間を捻出できるポテンシャルがあるのです。

具体的には、以下の通りです。

  •  歩いている時
  •  通勤電車
  •  エスカレーター
  •  エレベーター
  •  車の運転中
  •  トイレの時間
  •  ジムでランニング中
  •  お風呂に入っている時間
  •  料理の待ち時間

スキマ時間って探してみると、意外とたくさんあるものです。

大きく分けると、「移動時間全般」と「同時進行」に分けられそうですね。

英語学習で考えると、スキマ時間に単語カードを覚えるのが最もインパクトの大きい学習となります。

社内のエレベーターに乗っている間の数十秒でも、数枚の単語カードが確認できます。

ポケットに単語カードを潜ませておけば、すぐに学習に入ることができますので、おすすめの習慣ですね。

他には、音声教材をお持ちの方ならば、車の運転中やジムのランニング中に何度も聞くのがおすすめです。

僕は音声教材によるインプットが苦手なのであまりやりませんが、ハマる人にはドンピシャでハマるはずです。

 早寝早起き→朝活

こちらも、比較的取り組みやすい習慣の1つだと思います。

毎日、朝の時間は30分でも有効活用できていますでしょうか。

目覚ましで起きて、ギリギリの時間で身支度をして、間に合うか間に合わないかの瀬戸際で生きていると、そちらに意識が向いてしまって学びどころではありません。

朝にゆっくり本を読みながらコーヒーを飲める、そんなゆとりのある朝を過ごせるように一度はチャレンジしてみましょう。

何度も朝活にチャレンジした末に、「朝の時間は自分に合っていない」と納得できたならそれでも良いですが、何もチャレンジせずに朝の時間を切り捨てるのは勿体無いですよ。

僕は、3ヶ月ほど時間をかけて万人が朝活ができるようになる方法を考えて、朝活レポート(PDF)を書いたこともあるのですが、結論から言えば、

「(自分の平均睡眠時間を知った上で、朝活できるように逆算して)早く寝る」

これが最も効果的です。

単純に「早く寝る」ことがエッセンスなので、「そうか、早く寝れば良いのか」と納得して早めに寝られる方は問題ないと思いますが、中には夜にやっている娯楽が辞められない人もいるかと思います。

そういう方に対しては、「自分の平均時間を測定する」ことを推奨していました。

1週間分の入眠時間と起床時間をメモしておき、その数値から平均睡眠時間を算出します。

そして、例えば平均睡眠時間が7時間の方が6:00AMに起床したければ、11:00PMに就寝すれば良いと算出できます。

わざわざこの計算をする意図としては「納得感」を得るためです。

夜に誘惑がある中で第一歩目を踏み出すのは困難です。

その状況の中で1歩踏み出すには「納得感」が必ず必要になってくるので、どうにか理性的な計算でその納得感を誘発する、という感じですね。

是非、この方法で朝活にチャレンジしてみてください。

 断捨離

第3のアイデアは「断捨離」です。

断捨離とは、不必要な要素を捨てることで、スペースを開ける工程のことです。

断捨離には5種類あると考えていて、

  1.  モノの断捨離
  2.  悪い習慣(無目的なYoutubeやSNS、ゲームなど)の断捨離
  3.  人間関係(時間を割きがちな関係:親・友人・職場・インターネット)の断捨離
  4.  教材の断捨離
  5.  マインドセットの断捨離

上記の5つです。

これら5つの解説としては、以下の記事シリーズが詳しいのでこの記事では割愛します。

【第1回】英語の学習時間は、5つのテーマの断捨離によって生み出せる

 転職

ここからの2つのアイデアはなかなか踏み込めないハードルが高いものですが、その分効果は絶大です。

純粋に、こういうアイデアも選択肢になってくるんだな、と読んでいただければと思います。

1つ目は「転職」です。

僕は今現在は薬剤師をやっていますが、薬剤師をやる前は製薬関係の企業に勤めていました。

その職場、なんと通勤時間1時間半です笑

加えて、単純に割り当てられる業務量が多く、月当たりの残業時間が40時間ほどでした。

その企業に勤めている間に「タスク管理」のノウハウも、さまざまなリサーチをした上で本気で学んで、フル活用していたのですが、結果的にこの残業時間です。

最終的に、「業務時間外の時間を侵食するレベルで無限に仕事が降ってくる」という仕組み問題があると考えて、そもそもに「営業時間内にしか仕事が降ってこない&そこまで忙しくならない」職場を選び、薬剤師へと転職しました。

結果として、薬剤師関連の仕事は全て営業時間内に完結しますし、月ごとの残業時間は分単位で加算して行っても5時間未満にまで減らすことができました。

毎日6時半に家に着きます。家のことを一通り済ませても8時です。勉強するには最高の環境を手にすることができました。

もちろん、これは極端な例かもしれませんが、1時間でも捻出できるならば転職するのも、目標達成という視点から見れば十分アリだと思います。

 引越し

もう1つは「引越し」です。

これは単純に理解できることですが、自分自身の位置を、普段通う箇所に近づければ近づけるほど、余計な時間を割かなくて済むようになりますね。

要は、通勤時間が短くなるように引っ越す、ということです。

僕は、実家から職場に通っていたのですが、今勤めている職場から近いところに引っ越しました。

これにより、30分ほどの時間が浮き、朝の時間を多めに確保できるようになりました。

1つめの転職と合わせると、相当な時間的アドバンテージを得ることができています。

客観的に見るととても当たり前のことなのですが、主観的体験としてはかなり革命的です。

「毎日、時間は十分にある」

こう言える世界線を、是非皆様にも体験して頂きたいです。

 大前提が整えば、事は勝手に進んでいく

学ぶための時間が確保できており、その時間をしっかりと学びに使えてさえいれば、学びは自然と増えていき、将来的に結果が出るのはほぼ確定したようなものです。

「時間」は、客観的に見直さない限り、本当にないがしろにされやすい存在です。

この機会で、一気に大前提を整えることを考慮に入れてみてください。

きっと、その思考経験は、後々の目標達成に地味ながら大きく貢献することになるでしょう。


以下は目標管理・進捗メモ・今後の予定・余談となります。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

目的・目標

目的

  • 英語におけるオールマイティとなる
  • オールマイティになっていく過程をお見せする中で役立つノウハウを紹介する
  • 英語学習の理解度を上げる
  • 英語学習のモチベーションを維持する
  • アウトプット中心の生活環境にシフトさせ、文章での価値提供に慣れていく

目標

  • 英検1級合格
  • ブログ記事年間で100記事

現在の進捗

  • 2021年12月1日:参考書1冊目として『[はじめる編] 英作文のトレーニング 新装版
    • 活動:未知のフレーズを単語カードに抽出
    • 結果:600フレーズ分暗記
  • 2022年1月1日:参考書2冊目として『例解 和文英訳教本 (文法矯正編) –英文表現力を豊かにする
    • 英文法知識をScrapboxに抽出+未知のフレーズを単語カードに抽出
    • (現在進行中):100セクション/105セクションまで

今後の方針

2ヶ月かけて学んできた『例解 和文英訳教本 (文法矯正編) –英文表現力を豊かにする』ですが、残すは数セクションです。

1冊の本を2ヶ月かけて学ぶのって、異常に思えるかもしれませんが、複数の本を短時間でこなすよりも学びが大きいと個人的には感じます。

上記に書いた「教材の断捨離」ですね。

本当に信頼のおける教材で、その中にあるすべてのエッセンスを貪欲にインプットするのがコツです。

これについても、別途記事を書きたいところですね笑

余談:調子良いのでブログペースを上げようと思います

最近になって、一気にブログを書くことに抵抗感がなくなってきました。

これまでは1記事書くのにもかなり手こずってたんですけどね。

「慣れ」の力は偉大です。

ただ、慣れてきた作業というのは、「負荷」があまり感じられにくくなります。

そうなると、後々解説しますが「フロー体験」をする頻度が減ってしまうんですよね。

学びを大きくする1つのコツとして、この「フロー体験をいかに維持できるか」が史上命題になってくると考えているので、さらに「負荷」をかけてフローに乗った状態を維持しようと思います。

このこともいずれ記事にしますが、まずは順序があります。

まだまだフロー体験以外に書けることがあるので、そちらを優先的に書いていきます!

それでは、本日はこのへんで。

ありがとうございました!