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【WSL #5】勉強とは、ゆっくりと「知識の色」を濃くしていくことである

 デジタルノートに知見を書き込んでいくことのメリット

こんばんは、くろっきーです。

ようやく『例解 和文英訳教本 文法矯正編』が25セクションまで完了しました。

100セクションあるので現在進捗としては4分の1ですね。かなーりゆっくりだと思います。

ですが、この参考書にある珠玉の知見は、すべて取りこぼさずにデジタルノートツール(僕の場合は『Scrapbox』)に投入しています。

👉https://scrapbox.io/Speak-in-English/

この参考書が1周終えた頃には、この参考書に載っている英文法における知っておかなくてならない知識・叡智が、デジタルノート上に網羅されることになります。

すると、次の参考書に行ったときに、僕が自身でまとめ上げたデジタルノートページを参照しながら学習を進められますし、次の参考書の著者がまた別の角度で解説してくれていたら、そのメモを書き足すことで、より深い理解にしていくことができます。

イメージとしては、自分専用の外付けハードディスクを設けているようなイメージです。

普通の脳は時間経過とともに記憶が色あせていってしまいますが、脳とは違って、デジタルノートでは時間がいくら経っても記録が色あせません。

TOEIC満点を目指していた頃のデジタルノートを、今でも見返すことがあります。

そこには、全力で取り組んでいたときに頭の中に入っていた知見が全て漏れなく網羅されているので、記憶が薄れてきた今でもとても役に立ちます。

自分が辿ってきた道がすべて意味があったと感じられるのが、デジタルノートの魅力ですね。

英作文学習においても、まずはどんなに時間がかかったとしても、丁寧にデジタルノートを作っていくことがとても重要だと僕は考えています。

僕の場合は、以下の3Stepで作り込んでいきます。

  1.  まずは、すべてを「これ見たことある」の状態にする
  2.  次に、「これ見たことある」を「当然知っている」の状態にしていく
  3.  最終的に、「当然知っている」の状態のパーセンテージを上げていく

それぞれを解説します。

 ①まずは、すべてを「これ見たことある」の状態にする

参考書を例えに使うとすると、これはつまり、その参考書を1周することを意味します。

当然、まだ目にしたことのない知識や概念は、脳がその情報を受け取るのにエネルギーが必要となります。

それ故に参考書の1周目には時間がかかるのでありますが、まずは1週を終えることに意味があると僕は考えています。

どんなに丁寧に読んでいて、デジタルノートに知見を記載していったとしても、脳にインプットされずに取りこぼしている知識は存在します。

ですが、一度でも脳内に入れ込むことによって、脳内にアンテナは育つのです。

2周目に同じ記述を見たときには、「なんだこれ!?」という驚きはなく、その知識を忘れていたとしても大なり小なり「あ、これ見たことあるな」という感覚になるはずです。

まずはこのように、一通り初見の知識をインプットして、知識の下地を作っていくことに意味があるのです。

なぜなら、参考書を1周したということは、ある程度の全体像を見たと言えるので、「自分が入れた知識は、全体像をカバーした」という保証がなされるからです。

 ②次に、「これ見たことある」を「当然知っている」の状態にしていく

さて、全体像を見たのであれば、その曖昧さに溢れた「これ見たことある」の知識の定着度合いを上げていけば、「すべて知っている」という状態を作ることができます

具体的には、参考書を2周目を読んでいく、もしくは実際に問題を解いてみて、曖昧な知識をあぶり出す作業となると思います。

英作文に関しては、「どれだけフレーズを定着度高く知っているか」も大きなファクターとなるので、曖昧なフレーズが0になるように暗記をしていく必要も出てきますね。

僕も、今の参考書が1周終わったら単語カードを用いてフレーズの定着度を上げていく予定です。

 ③最終的に、「当然知っている」の状態のパーセンテージを上げていく

そして、最終的には、定着度合いが100%になったら、一通りの英作文の基礎勉強が完了したことになります。

ここまで身につけた武器を持って、新しい参考書に戦いを挑みに行き、そこで出会った新しい知識を更にデジタルノートに書き込み、単語カードを作って暗記回路に組み込むのです。

すると、暗記するべきこと、身につけるべき知識が次々と増えていきます。

それで良いのです。

知らないことに出会えば出会うほど、自分の英作文スキルは真の100%に近づいていくのですから。

英語のオールマイティを目指すのですから、中途半端な実力にならないように、初めから定着度100%を目指すような戦略をとっていきたいところですね。


以下は目標管理・進捗メモ・今後の予定・余談となります。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

目的・目標

目的

  • 英語におけるオールマイティとなる
  • オールマイティになっていく過程をお見せする中で役立つノウハウを紹介する
  • 英語学習の理解度を上げる
  • 英語学習のモチベーションを維持する
  • アウトプット中心の生活環境にシフトさせ、文章での価値提供に慣れていく

目標

  • 英検1級合格
  • ブログ記事年間で100記事

現在の進捗

  • 2021年12月1日:参考書1冊目として『[はじめる編] 英作文のトレーニング 新装版
    • 活動:未知のフレーズを単語カードに抽出
    • 結果:600フレーズ分暗記
  • 2022年1月1日:参考書2冊目として『例解 和文英訳教本 (文法矯正編) –英文表現力を豊かにする
    • 英文法知識をScrapboxに抽出+未知のフレーズを単語カードに抽出
    • (現在進行中):25セクションまで

今後の方針

この記事でも書いていますが、まずは参考書を丁寧に1周させて、全体像を見ることが肝心だと思っています。

なので、ペースは遅くとも、確実に、毎日コツコツ取り組み続けて1周完了を目指して進んでまいります!

余談:自分のギアのかかり方の傾向を知ると、勉強しやすくなる

長年目標達成を目指していると、「自分が目標を達成するパターン」というのが見えてきます。

「初めはジワジワゆ~っくりと進み、後で急加速が入るパターン」なのか、「出だしがとてつもなく急加速が入るが、急に熱が冷めて、しばらくしたらまた熱が出てくるパターン」なのか、それぞれ自覚していることで、自分の今のペースがそのパターンに則っているのかを評価することができるようになります。

この自分パターンを自覚できたのはTOEIC990点を取れたときに初めてわかったことなので、急にはわからないものだと思いますが、これを自覚できるようになると、安心して目標達成のための勉強を続けることができるようになります。

まだパターンを自覚できていない方は、「人によって、勉強の続き方が違うのだ」ということを知って、「今の状態は良いパターンなのかもしれない」とポジティブに捉えて勉強を続けていただきたいと思っております!

では、今日はこのへんで。

ありがとうございました!