「上達の原則」を求めてTOEICを勉強していました
こんにちは、くろっきーです、
TOEICに取り組む理由は人それぞれだと思いますが、皆様はどういった理由でTOEICを勉強していますでしょうか。
僕がTOEICをやっていたのは、「上達の原則」を知りたかったからです。
昔から、何をやるにも実力をTOP層まで持っていきたい!という欲求が強く、テスト勉強は全教科満点を目指して勉強していましたし、ゲームをやっていたときも、プロ並みに極めようとするのが日課でした。
あらゆる物事を上達させたいという欲求に気づいたのは学生時代に就職活動をしていたときでしたが、その時から「何を上達させるのにも当てはまる、一生変わらない原則ってなんだろう?」という疑問が頭の中をうずまき始めました。
社会人になって以来、仕事でなかなか慣れない初めて取り組むような作業も多く経験したこともあり、「自分には出来ないことがない」というオールマイティ状態に持って行きたかったので、そこに手っ取り早く行き着くために「TOEICを通じてその原則を体得してやる!」と仕事をしながらTOEICに取り組み始めました。
最終的にはTOEIC満点を獲得し、「上達の原則」についても、僕なりに一定の回答を持つことが出来ました。
今日はその内容をシェアします・・・というわけではありません。
僕が伝えたいのは、「原則」という言葉に魅力を感じていることが重要ですよということです。
僕は「上達の原則」を求めていましたが、TOEIC学習や英語学習に置いて重要視するべきなのは「英語の原則」です。
全英語学習者が「上達の原則」に魅力を感じる必要はありませんが、「英語の原則」には魅力を感じていないとスコアアップ・スキルアップは難しいと思います。
そんな英語の原則をなぜ求めるべきなのかを、この記事では書いていこうと思います。
原則=変わらないもの=これから先も使える
みなさんは、そもそも「原則」というものの定義はご存知でしょうか。
特別の例外が起こり得ることを念頭において、一般に適用されるものとする基本的な考え方。-コトバンク
例外がない限りは、その考え方を採用さえすれば、目の前の物事を理解することができる、というものです。
英語で言えば、
「形容詞には2種類の働きがあり、次の名詞を修飾する名詞修飾という働きと、主語とイコール関係になる補語の働きが該当する」
であったり、
「過去分詞を見たら、受け身、完了、形容詞的用法、分詞構文の4つの可能性がある」
のような、英語をという言語を支える共通のルールのことです。
これらのルールを知ってさえいれば、英語である限り必ず守られており、それを破ったら英語でなくなってしまうので、TOEICの英文はもちろん、TOEICの範疇を外れた英語でも対処が可能です。
こういった「原則」を、英語を学んでいる中で体得すべきだと僕は思います。
なかなかこのことを学べる参考書は多くなりですが、僕のおすすめは『英語リーディング教本』です。
(リー教の写真)
この本に書かれている「英語の原則」を忠実に理解し、ワークによって体得を果たすことで、全ての英語をスムーズに読んでいくだけの知識を備えることが可能です。
全ての英語学習者にお薦めしたい本ですね。
原則を多く習得して、今後に活かす
どの勉強もそうですが、勉強というのは「原則を知識として身につけて、今後の体験に活かす」ことが目的だと思うのです。
巷には、TOEICでダイレクトに使えるテクニックで溢れていますが、そのようなことで点数を取っても、一生TOEIC以外の英語を読めないままです。
「英語」という共通の世界における原則を、TOEICを通じて学ぶことで、今後の英語学習にも使える知識として意味を成していくのです。
(逆に言えば、英語に関連した原則を学んでいない限りは無駄な学習ということです)
英作文の勉強においても、同じことを言えます。
僕は最終的には英検1級に合格したいと感じていますが、現時点では英検というフィールドの勉強は一切していません。
まずは「英作文」というものを理解しようと、大学受験の参考書で英作文を勉強しています。
時制の扱い方、助動詞や準動詞、冠詞のルールなど、英語を自らの意志で構成していくときに守らなければならないルールはたくさんあります。
これらのルールを1つでも破ってしまうと、それは英語ではなくなってしまうのです。
それを避けるためにも、まずはそれらのルールの存在を認識して覚えていくことが重要です。
気の遠い作業ですが、これがあとあと効いていくのです。
知っている原則が増えれば増えるほど、できることが増えていく
2021年12月から英作文を勉強し始め、様々な英作文の書籍に目を通してきましたが、最も「英語の原則」に触れて解説している本は『例解 和文英訳教本 (文法矯正編) –英文表現力を豊かにする』ですね。
(赤い本の画像を貼る)
特に、冠詞の多種多様なルールを、なぜそのようなルールになっているのかを納得できるように解説してくれているのはとてもありがたいです。
英語には主語と動詞が必ず存在するので、主語として名詞を使う以上冠詞のルールを知らないわけにはいきません。
冠詞一つを取ってもそれらのルールを知っていくだけで、英語を書いていく自由度が上がり、「この英語は合っているのだろうか?」という疑念が晴れて、英語を書いていく心理的ハードルも下がっていくのです。
このように、「英語の原則」を1つ1つ理解していくことで、できることが増えていきます。
英語学習をしている皆様も、ぜひ「原則」と呼ばれるものに魅力を感じて学んでみてください。
着実に実力やスキルが身についていくのを実感しながら楽しく学んでいけると思います。
以下は目標管理・進捗メモ・今後の予定・余談となります。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
目的・目標
目的
- 英語におけるオールマイティとなる
- オールマイティになっていく過程をお見せする中で役立つノウハウを紹介する
- 英語学習の理解度を上げる
- 英語学習のモチベーションを維持する
- アウトプット中心の生活環境にシフトさせ、文章での価値提供に慣れていく
目標
- 英検1級合格
- ブログ記事年間で100記事
現在の進捗
- 2021年12月1日:参考書1冊目として『[はじめる編] 英作文のトレーニング 新装版』
- 活動:未知のフレーズを単語カードに抽出
- 結果:600フレーズ分暗記
- 2022年1月1日:参考書2冊目として『例解 和文英訳教本 (文法矯正編) –英文表現力を豊かにする』
- 英文法知識をScrapboxに抽出+未知のフレーズを単語カードに抽出
- (現在進行中)61セクション/105セクション(2/28終了見込み)
今後の方針
今取り組んでいる『例解 和文英訳教本 (文法矯正編) –英文表現力を豊かにする』の参考書は、2/28時点で1周を終わらせるという目標を立てて取り組んでいます。
今のペースでいけば1日3セクションさえやれば完了なのですが、毎日取り組んでいることもあって、1日6セクション進められる日もあるくらいです。
なので、さらに予定を前倒しして学習を進めていくのもありだと考えています!
サクッと終わらせて、必要な英作文におけるフレーズを覚える作業に入りたいですね。
この作業が最も肝心な学習作業になるので、それで一気にスキルを伸ばしていきます。
またその段階になったら、詳細なやり方を書いていこうと思います。
余談:集中できているときに一気にやる
実は、僕にとって勉強において最大限集中できていることは非常に稀な体験です。
基本的には、SNSやLINE、ゲームなどに集中を害されながら勉強に取り組んでいることの方が多いのです。
このような勉強スタイルの僕でも、たまにではあるものの、「過集中」と言えるような集中力を体験することがあります。
今日も、お昼を食べてからスタバでipadを開きつつ英作文の勉強とこのブログ記事を更新しているのですが、おおよそすでに2時間ほど過集中で取り組むことができています。
この状態はよく「ゾーン」だとか「フロー」と呼ばれる現象なのですが、この状態になったら、自分がこれまで億劫に感じていた作業や勉強を可能な限り一気に進めたほうがお得だと思うのです。
細かいことを気にせず、サクサクと物事が前に進んでいくことを快感に前に進めていく感じです。
いつもは細かいことを気にして慎重に前に進もうとするのですが、この時の作業量は異常に多くなります。
普段できない分、一気に作業量を稼いでしまうのが、このモードの時の賢い使い方なんじゃないかな〜と思っております。
おそらく2時間も経過しているのでそろそろ電池切れしてくるところですね笑
今日はこの辺で終わろうと思います。
今回もお読みいただきありがとうございました!